世界のほとんどの国で、政権の支持率が
上昇していることをお話しました。
「コロナ対策で世界の政権支持率は上昇」
「【最新世論調査】コロナ対応をめぐる海外と日本の圧倒的な違い」
この三春充希氏のノートには、
危機的状況における対策に関して
重要な指摘があると思います。
つぎのツイートで、その箇所が引用されています。
クオモ氏「終息することは約束できない、だけど次のことは約束しよう。私は真実を伝える。科学やデータに基づいた判断をする。ニューヨークの皆さんはそうした扱いを受ける権利がある」
— 眞海 (@maumi11) April 14, 2020
ロックダウンの効果、他国の為政者の判断力と国民救済への対応など、すごく分かり易いはるさんの分析。必読です! https://t.co/Y9PFhrbNCh
📈政府支持率グラフが見やすい。
— ふふぽぽ (@fufu99ri1) April 14, 2020
外国の政府は支持率を上げている。それは「国民との意思疎通がなされ、政府は合理的な対応を目指して動いています。」というはるさんの説明。
「意思疎通」は徹底的な検査と情報公開があってのこと。だから「政府の合理的な対応」に納得出来るのだ。
うらやましい。😢 https://t.co/7O6IZ5a68e
科学や根拠にもとづいた判断をする、
意思疎通を徹底させ情報公開をする、
そして事実を伝える、ということです。
このような「情報リテラシー」は、
一般的な場合でも重要なことです。
コロナ渦のような危機的状況を
乗り越えるには、このような実証的態度が
とりわけ重要になるということです。
ここで注意したいのはニューヨーク市長の
クオモは「終息することは約束できない」と、
言っていることです。
コロナ渦を終息させることは当然の目的ですが、
その目的をかならずしも完全には
達成できなくてもよいということです。
それより上述の実証的態度をつらぬき、
情報リテラシーの観点から
適切な対策を続けることです。
政権はコロナ対策で可能なかぎりの
最善を尽くしていると、一般市民が
判断できることが大事ということです。
そうすればすっかり終息しなくても、
「だれがやってもこれ以上は無理」と
一般市民から判断されて、失政とは見なされず、
政権は信頼を失なわないのだと思います。