2020年04月16日

toujyouka016.jpg 危機的状況の対処は実証的態度が重要

4月15日エントリで、コロナ対策で
世界のほとんどの国で、政権の支持率が
上昇していることをお話しました。

「コロナ対策で世界の政権支持率は上昇」
「【最新世論調査】コロナ対応をめぐる海外と日本の圧倒的な違い」

この三春充希氏のノートには、
危機的状況における対策に関して
重要な指摘があると思います。
つぎのツイートで、その箇所が引用されています。

 


科学や根拠にもとづいた判断をする、
意思疎通を徹底させ情報公開をする、
そして事実を伝える、ということです。

このような「情報リテラシー」は、
一般的な場合でも重要なことです。
コロナ渦のような危機的状況を
乗り越えるには、このような実証的態度が
とりわけ重要になるということです。


ここで注意したいのはニューヨーク市長の
クオモは「終息することは約束できない」と、
言っていることです。

コロナ渦を終息させることは当然の目的ですが、
その目的をかならずしも完全には
達成できなくてもよいということです。

それより上述の実証的態度をつらぬき、
情報リテラシーの観点から
適切な対策を続けることです。
政権はコロナ対策で可能なかぎりの
最善を尽くしていると、一般市民が
判断できることが大事ということです。

そうすればすっかり終息しなくても、
「だれがやってもこれ以上は無理」と
一般市民から判断されて、失政とは見なされず、
政権は信頼を失なわないのだと思います。

posted by たんぽぽ at 22:40 | Comment(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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