2020年04月19日

toujyouka016.jpg コロナ禍の記憶は笑顔で語れない

4月14日エントリの続き。

自宅で犬を抱いてくつろぐ動画を
インスタグラムにアップロードした
安倍晋三首相ですが、自粛呼びかけの
メッセージも無神経だったりします。

「安倍首相 自宅で過ごす動画投稿 外出自粛呼びかけ」
(はてなブックマーク)

 
そして、「かつての日常が失われた中でも、
私たちは、SNSや電話を通じて、
人と人とのつながりを感じることができます。
いつかまた、きっと、みんなが集まって
笑顔で語り合える時がやってくる。
その明日を生み出すために、今日はうちで…。
どうか皆様のご協力をお願いします」と、
改めて外出の自粛を呼びかけました。

社会がコロナウイルス禍の危機を解決して
どうにか乗り越えたとしても、
それを「笑顔で語り合う」ことは
ないのではないかと思います。

いつウイルスに感染するかわからず
直接的にも不安と恐怖があります。
感染対策ための休業で収入がなくなって、
明日にも暮らせなるかもしれない不安と恐怖もあります。

自分は生き延びても、自分の家族、身内や
友人、知人の中に、ウイルス感染でなくなったり、
経済的困窮で暮らせなくなった人がいる、
というかたもいるかもしれないです。

コロナ禍の記憶は、二度と繰り返したくない
「苦しかった話」「恐ろしい話」として
語られることだろうと思います。


ほかの自然災害、たとえば東日本大震災は、
乗り越えましたが、その記憶は「苦しかった話」
「恐ろしい話」だろうと思います。
「笑顔で語り合う」ことではないと思います。

コロナ禍の記憶は「笑顔で語り合う」ように
なると思っているというところにも、
安倍晋三首相はコロナの脅威を認識できず、
国民一般の窮状を理解していない様子が
現れていると、わたしは思います。


コロナ対策の休業で収入がなくなって
不安と恐怖の中で暮らす人たちが多いのは、
ほかでもない自民党・安倍政権が
じゅうぶんな休業補償をしないからです。

国民一般を困窮に追いやっている張本人が、
なにを「笑顔で語り合う」なんて、
のんきに言っているのかと思います。
笑顔で語り合う「明日を生み出したい」なら、
安倍政権はじゅうぶんな休業補償をすることです。

posted by たんぽぽ at 17:48 | Comment(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - コロナ禍の記憶は笑顔で語れない web拍手
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]