選択的夫婦別姓について取り上げました。
4月16日の「アベマタイムズ」に、
番組の内容が紹介されています。
「現状のまま導入すれば膨大な労力が?「選択的夫婦別姓」を阻む日本の戸籍制度の課題とは」
その内容は、選択的夫婦別姓に賛成と反対の
有名人が登場して、意見を述べるものです。
登場するかたは
青野慶久氏(サイボウズ社長)
出口裕規氏(夫婦別姓訴訟原告)
夏野剛氏(慶應義塾大学・特別招聘教授)
パックン氏(お笑い芸人)
乙武洋匡氏
八木秀次氏
宇佐美典也氏(元経産省官僚)
八木秀次氏と宇佐美典也氏のふたりは、
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)です。
ほかのかたたちは賛成派・推進派です。
八木秀次氏がメディアに出演して、
選択的夫婦別姓の反対の主張をするのを、
わたしはひさしぶりに見ました。
反対派がメディアに出演すること自体、
ずっとごぶさたしていたと思います。
2017年に青野慶久氏が夫婦別姓訴訟を
起こすことを表明したあたりから、
選択的夫婦別姓の反対派の有名人は
発言しなくなったと思います。
形勢が不利と見て沈黙したものと思います。
「沈黙する夫婦別姓反対派」
ここへきて八木秀次氏は、またしゃしゃり
出てきたのですが、なにがあったのかと思います。
夫婦別姓訴訟の敗訴が続いているので、
ふたたび反対派(非共存派)に
有利になってきたと思ったのでしょうか?
メディアから出演の依頼を受けても、
発言したくないと思ったら、
出演を断わることはいくらでもあるでしょう。
それゆえ出演したということは、
それだけ持論を表明したい
ということだと思います。
もうひとりの反対派、宇佐美典也氏は
わたしの知らない人です。
過去に選択的夫婦別姓の反対の主張を
展開していたわけではなく、
おそらく「新顔」だと思います。
ツイッターでもこんなことを言っています。
内容はそこらへんの選択的夫婦別姓の
反対派とたいして変わらないです。
なお無理に選択的夫婦別姓を戸籍制度に入れ込むと、夫婦の証明が今よりも難しくなるので、いろいろと既存の家族も煩わしいことが増えてきます。多分詐欺も増えます。
— 宇佐美典也 (@usaminoriya) April 15, 2020
なんで選択的夫婦別姓なり同性婚なりを進めるなら戸籍とは別の家族制度を作ったほうがいいと私個人の利益の観点からも思います。