2020年04月27日

toujyouka016.jpg 衆院静岡4区補選・野党候補およばず

4月26日に投開票の衆議院静岡4区の
補欠選挙は、自民党の深澤陽一が当選しました。

立憲野党が推薦する田中健は、
残念ながらおよばなかったです。

「衆院静岡4区補選 自民党の新人 深澤陽一氏が当選」

 
衆議院静岡4区の補欠選挙の結果です。
▽深澤 陽一 自民 新 当選 6万6881票
▽田中 健 無所属 新 3万8566票。
▽山口 賢三 無所属 新 1887票
▽田中 健 NHKから国民を守る党 新 1747票

田中健(立憲野党)の得票は3万9000票程度です。
当選した深澤陽一と3万票近く差がついています。
完敗と言わざるをえないです。


コロナウイルス対策の緊急事態宣言の
影響もあってか投票率は34.10%で、
過去最低の低率となりました。

「衆院静岡4区補選、自民の深沢氏が初当選 投票率は最低」

新型コロナウイルスの感染拡大で、
同県内にも緊急事態宣言が出る中での選挙となった。
投票率は伸び悩み、34・10%で
2017年の前回衆院選を下回り、
現在の区割りになってから最低となった。

2017年の衆院選は投票率が53.72%でした。
そこから20ポイント近く下がるという
投票率の落ち込みです。

無党派層はあまり投票しなかったのでしょう。
それで組織力のある自民党に
有利となったものと思います。

「自民党新人が当選確実 衆院静岡4区補選 野党統一候補及ばず 衆院解散に影響か」

深沢氏は、自民党の会派が静岡県議会の
過半数を占める厚い地盤に支えられ、
推薦した公明の県議らの支援も受けて票を積み重ねた。


立憲野党の大きな敗因は、コロナの影響で
集会や街頭演説といった人を集めることが、
じゅうぶんできなかったことのようです。

「衆院静岡4区補選、自民新人制す」

新型コロナ感染が拡大してから初の国政選挙で、
特措法に基づく緊急事態宣言が発令される中、
各党幹部は告示後も選挙区での活動を取りやめ。
各陣営は屋内での集会や街頭演説での
人集めを自粛せざるを得ず、異例の選挙戦になった。

野党側は次期衆院選をにらんで
候補を一本化して共闘態勢を築いたが、
活動自粛の影響もあり十分な連携を図れなかった。

立憲野党陣営は直接的な人集めが
できないので、かわりにネットを使うなど
しましたが、それでもおよばなかったです。

国民民主党の岸本選挙対策委員長は、
記者団に対し「党幹部や国会議員が遊説に出られず、
SNSを使うなどできるかぎりのことをしたが及ばなかった。
隔靴掻痒(そうよう)、靴の上から
足をかくような思いだった。
生身の人間どうしが触れ合う選挙の重要性も再認識した。

一般にネットを使った選挙活動が有効なのは、
参院選の比例区など選挙区が広い場合です。
衆議院の小選挙区のように選挙区が狭い場合は、
旧来の足で回る選挙活動が、
まだまだものを言うと思います。

posted by たんぽぽ at 22:21 | Comment(0) | 選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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