選択的夫婦別姓についての「選挙ドットコム」の
長尾たかしのインタビュー記事を見ていきます。
「日本人の「生活」を法律で縛るべきなのか? 長尾敬・衆議院議員に聞く 「選択的夫婦別姓」のはなし【3】」
長尾たかしはなぜ選択的夫婦別姓に
反対するのか、その理由を最初に述べています。
「子どもにとって両親の苗字は
同じほうがよい」ということだそうです。
長尾敬議員:理由はいろいろとあるけど、
まずは子どもにとって、お父さんとお母さんの苗字は
同じほうが良いということです。
それが、これまで日本を形作ってきた家族制度です。
長尾たかしは2018年の国際女性の日にも
選択的夫婦別姓に反対する意見を
ツイッターで述べて話題になっていました。
そのときの長尾たかしがあげた反対の理由も
「子どもにとって両親の苗字は
同じほうがいいと思う」でした。
同じ理由をここでも述べたのでしょう。
「長尾たかし・選択的夫婦別姓に反対」
お父さんとお母さんの苗字か違っていたら、どぉ??する??
— 衆議院議員 長尾たかし (@takashinagao) March 9, 2018
日本の多くの子供さんたちは、困惑すると思います。
私が最も気にすることは子供の気持ち。女性の権利や関連する主張も大切ですが、まずは子供の気持ちなんですよ。と、、、、。
長尾たかしの根拠は「自分の子どもに
聞いたら嫌だと答えるので、ほかの多くの
子どもたちもそうだろう」というものです。
ずいぶん狭い個人的体験を一般化したと思います。
子供に聞いたら「いやだなぁ」って答える、我が家では。多くの子供たちも同じなんじゃないかなぁと、思うのです。
— 衆議院議員 長尾たかし (@takashinagao) March 9, 2018
親が夫婦別姓でも、その子どもはそんなことを
気にしないことは、これまでにたくさんの報告があります。
長尾たかしは2年前のときもツイッターで
何人ものかたから反論されていました。
たくさんのかたからの反論に対して、
長尾たかしはそれらに再度根拠を示して
反論することはなかったのでした。
それでも意見を変えなかったということです。
インタビューでは選挙ドットコムのかたも、
両親が別姓でも問題なく育っている子どもたちは
たくさんいますよと、指摘されます。
選コム:子どもから見て両親の苗字が同じほうが
良いのではというお話ですが、両親の苗字が違っても
家族仲良く、すくすくと育っているお子さんもいます。
長尾たかしの答えは「両親が別姓でも
問題ない子どもがいることは把握している、
そうした家庭を問題視はしない」という趣旨です。
長尾議員:もちろん、ご家庭の事情でご両親の苗字が
違ってもすくすく育っているお子さんもいます。
それぞれの個別のケースを問題視するつもりはありません。
それなら選択的夫婦別姓を認めても、
なんら問題ないのではありませんか?
両親の苗字が違っても子どもに問題ないのに
選択的夫婦別姓を認めない理由は、
なんなのかと思います。
長尾たかしは両親の苗字が違っても
なんら問題ない子どもはたくさんいる
ということは認識しているとは言えます。
2年前にたくさんのかたから反証された影響も、
ここにはあるのかもしれないです。
ご指摘のことはじゅうぶん考えられます。
実際に自分の子どもが選択的夫婦別姓を
必要としたとき、問題の反対派(非共存派)は
どうするのかと思います。
彼ら反対派(非共存派)たちは、
このあたりをあまり心配していないのか、
話題にすることがないようです。
なので彼らがどう考えているのかは、
よくわからないですが。