「第4次少子化社会対策大綱」では
男性の育児休暇の取得率も目標値を
定めていて、30%にするとあります。
「男性の育休、目標は「30%」 政府が少子化対策大綱案」
政府は2025年までの少子化対策の指針となる
「少子化社会対策大綱」の原案を公表した。
子どもがほしい人の希望がかなった場合に
見込める出生率として政権が掲げる
「希望出生率1・8」の実現に向けて、
男性の育児休業取得率を6・16%(18年度)から
30%に上げるなどの数値目標を明記した。
2日からパブリックコメントを募り、月内の閣議決定をめざす。
現在(2018年)の取得率は6.16%です。
次の「少子化社会対策大綱」が発表される
5年後までの目標と考えると、
30%は難しいのではないかと思います。
前回、2015年の「大綱」のときの
男性の育児休暇の取得率の目標は13%でした。
6.16%というのはポイント数で
半分程度にとどまったことになります。
目標は到達できなかったということです。
「少子化社会対策大綱」
2. 2020年までに男性の育児休業取得率を13%にする。
それでも2015年の男性の育児休暇の
取得率は2.65%で、2010年以前は2%におよばず
ほとんど増えていなかったことを考えると、
2018年の6.16%は健闘したとは言えるでしょう。
「男性の育児休暇の取得率」