「おはよう東京」が、選択的夫婦別姓の導入は
レーニンの実験だ、などとすごいことを
言っているのを引用しています。
#選択的夫婦別姓 46
— 選択的夫婦別姓から国民を守る会 (@ohayo_tokyo) May 30, 2020
日本に跋扈する「夫婦別姓」運動とは、錬金術の大実験のごとき暗愚を極めた「レーニンの実験」を日本にもう一度させることを唯一の目標としている。
(中川八洋)
選択的夫婦別姓をレーニン主義や
共産主義のイデオロギーと結びつける人は、
反対派(非共存派)にはよくいます。
むかし八木秀次氏が熱弁をふるっていたこともありました。
「民法改正運動の展開 - 2002年前半(2) 反対派議員たち、動き始める」
そして、反対派が招いたのが、高崎経済大学の八木秀次氏でした。
共産主義陰謀論にすっかり毒された、あの八木ですよ。
この先生に言わせると、選択別姓はレーニンが主張していたから、
共産主義の政策を評価しているのだ、などとなるのです。
世界のほとんどすべての資本主義国で、
選択別姓が認められているのは、どう説明するつもりなのでしょうか?
(ちなみにたんぽぽも、レーニンが別姓を主張していたことなど、
ちーっとも知りませんでしたよ。(へぇ〜)
わたしは、恥ずかしいなんて、ぜんぜん思わないけど...)
あの安倍晋三首相も、野党議員時代に
「夫婦別姓は家族破壊のための
共産主義のドグマ」と言ったことがありました。
「夫婦別姓は家族解体が目標?」
「夫婦別姓は共産主義のドグマ?」
このような共産主義陰謀論を主張する
選択的夫婦別姓の反対派はまだまだいるようです。
彼らのあたまの中には入って
いきやすいことなのかもしれないです。
自分の生来の苗字を変えないだけで、
なぜにレーニンの思想になったり
共産主義のドグマになったりするのかと思います。
まったく不可解としか言いようがないです。
選択的夫婦別姓の実現を求めているかたの中には、
レーニンや共産主義のことなんて
ろくに知らないというかたも少なくないと思います。
(わたしも知りませんよ。)
あっはっは。
— nana/井田奈穂/選択的夫婦別姓・全国陳情アクション (@nana77rey1) May 30, 2020
選択的夫婦別姓の法改正、ガンガン進めたい私ですが、レーニンの本はおろか、教科書で学んだはずのレーニンさんのことすらあやふやです。
銅像が倒されてる写真ついてたかなぐらい。
自分の氏名を変えたくないだけで、いつのまにか「レーニン主義者」になってるたー、面白いね。
2020年の現在、世界中のほとんどの国で
選択的夫婦別姓が実現しています。
この中に共産主義の国なんてほとんどないです。
選択的夫婦別姓のいったいどこが
「レーニンの実験」なのかと思います。
「夫婦別姓が選択できない日本以外の国?」
ドイツで選択的夫婦別姓が実現したのは
1993年(施行は1994年から)です。
冷戦が崩壊して東ドイツが共産主義で
なくなったすぐあとというのが象徴的です。
「ドイツの選択的夫婦別姓」
" ドイツは夫婦同姓を定めていたが、夫婦間で合意が得られなかった場合は夫の姓とする規定を、連邦憲法裁判所が91年に違憲と判決。93年に法改正し、別姓も選択できる制度とした。タイでも05年に同様の制度へと法改正した " http://t.co/PMHA1V1xic
— bandeapart72 (@bandeapart72) September 23, 2015