支持層に選択的夫婦別姓と同性結婚に
賛成する人が増えたことで、自民党やその議員、
候補者には賛成が増える可能性も、
考えられないこともないです。
それは自民党の議員、候補者には
次のような事情があると思われるからです。
「選択的夫婦別姓・自民に賛成が少ない理由」
ロビー活動をしての実感ですが、自民党が年功序列なので、強硬に反対する一部の老害に忖度する議員が多いようです。選択的夫婦別姓への賛成を表明する勇気はないけれど、最近の世論を受けて反対もできないのです。旧態依然とした大企業を彷彿とさせますが、それでも歴史は確実に動いています! https://t.co/EPiMuyquoW
— 青野慶久/aono@cybozu (@aono) October 13, 2019
長老議員の意向に逆らえないので、
選択的夫婦別姓と同性結婚に賛成と
言えないけれど、世論に賛成が増えているので
反対とも言えない議員が自民党には
増えているということです。
青野慶久氏のこの見立てが当たっているなら、
長老議員の顔色をうかがって
選択的夫婦別姓と同性結婚に反対するより、
支持層に接近して賛成する議員が
出てくることもなきにしもあらずです。
「長老議員に逆らうリスク」と
「支持層に逆らうリスク」を天秤にかけて、
後者のリスクのほうが議席を失なう可能性が高いと
判断した議員は、選択的夫婦別姓と同性結婚に
賛成するかもしれない、ということです。
ここ3年ほどで、自民党の支持層でも
選択的夫婦別姓と同性結婚に賛成が増えたことで、
後者の「支持層に逆らうリスク」が大きいと
判断する自民党の議員や候補者は
どれくらい出てくるでしょうか?