2020年06月10日

toujyouka016.jpg 第4次少子化社会対策大綱・閣議決定

少し前のニュース。

「第4次少子化社会対策大綱」が、
5月29日に閣議決定されました。

「児童手当の拡充検討 政府、少子化大綱を決定」
「不妊治療、児童手当を拡充 「出生率1.8」実現へ―少子化大綱」
「【6月5日付社説】少子化大綱/育児まで切れ目ない施策を」

わたしが気になるのは、ここで児童手当ての
大幅増額が検討されていたことです。
これはどうなったかと思うところです。

 
「少子化対策・児童手当の増額を検討」
「児童手当の大幅増額は実現するか?」

児童手当を巡り、衛藤晟一少子化担当相は
第2子に月3万円、第3子に月6万円など、
子どもが多い世帯ほど手厚く傾斜配分する
構想を安倍晋三首相に示していた。
多額の財源がネックとして残るが、
検討の余地は残された形だ。


閣議決定の内容は「児童手当ての
増額を検討する」となっています。
くわしい内容はこれから決めるとあります。
検討される額は第2子に3万円、第3子に6万円です。
前にご紹介したときから変わっていないです。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59727070Z20C20A5MM0000/

中学生以下の子どもがいる世帯に支給する
児童手当の拡充を対策の柱に据えた。
第2子や第3子への増額や高校生までの対象拡大を念頭に
「子どもの数や所得水準に応じた効果的な
給付のあり方を検討」と記した。

具体的な制度設計は今後協議する。
衛藤晟一少子化相は支給額を第2子は月3万円、
第3子は月6万円へ増やす考えを示している。

閣議決定で増額が決定されたのではないです。
それでも児童手当ての増額は
閣議決定から消えるか減額されるかもと、
わたしは思っていたので、検討のレベルでも
残ったのはまだましだと思います。

posted by たんぽぽ at 22:10 | Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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