2020年06月10日

toujyouka016.jpg 2016-2019年の出生数の推移・予想と実数

第4次少子化社会対策大綱の策定のために、
経済財政諮問会議で衛藤晟一少子化担当相が
作成した資料があります。
日付は2020年3月10日となっています。

「第4次少子化社会対策大綱策定に向けた検討状況について」

ここに2016年から2019年までの出生数の
実際の推移と予測値を示した図があります。
これを見てみることにします。

 


2016年の出生数は97.7万人でした。
その後どんどん出生数が減少して、
2019年は86万4000人で、90万人を下回りました。
このあたりは以前にもお話したことです。

「出生数の減少が予測より早まる」

2019年に出生数が90万人を下回ったのは、
政府の予想より早かったのでした。
この「予想」は青い破線で示された中位予想です。
中位予想では2019年の出生数は、
まだ90万人より多かったのでした。

「日本の出生数の減少が加速」

2018年までの実際の出生数は
中位予想を少し下回る程度でした。
(それでも差が少しずつながら開くので、
あせりは感じるかもしれないです。)
2019年の出生数の激減によって
中位予想のラインから大幅に外れたのでした。

資料に掲載されている図は、
高位予想と低位予想も示されています。
2019年の実数は中位予想と低位予想の
ほぼ中間のところまで来ています。


低位予想は条件をもっとも悲観的に
見積もるでしょうから、実際の値が
これを下回ることはまずないでしょう。
それゆえ実際の出生数が、
中位と低位のまんなかにいるというのは、
多分に深刻ということになります。

こんなデータを見たら、家族問題や人口問題に
かかわるかたが、危機感を強めるのも
無理もないかもしれないです。

posted by たんぽぽ at 22:19 | Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 2016-2019年の出生数の推移・予想と実数 web拍手
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]