2020年06月16日

toujyouka016.jpg 共産主義イデオロギーを語らなかった

5月28日エントリの続き。

アベマプライムで選択的夫婦別姓の
反対論を主張した八木秀次氏ですが、
今回はお得意の(?)反共産主義イデオロギーを
ぜんぜん展開していないです。

「「現状のまま導入すれば膨大な労力が?「選択的夫婦別姓」を阻む日本の戸籍制度の課題とは」」

 
15年以上前ですが、民主党の選択的夫婦別姓の
勉強会で反対派の講師として呼ばれたときは、
八木秀次氏は共産主義陰謀論を主張していました。

なんでも「選択的夫婦別姓はレーニンが
主張していた、だから推進派は共産主義を
評価している」という趣旨の熱弁を、
そこではふるったそうではないですか。

「民法改正運動の展開 - 2002年前半(2) 反対派議員たち、動き始める」

そして、反対派が招いたのが、高崎経済大学の八木秀次氏でした。
共産主義陰謀論にすっかり毒された、あの八木ですよ。

この先生に言わせると、選択別姓はレーニンが主張していたから、
共産主義の政策を評価しているのだ、などとなるのです。
世界のほとんどすべての資本主義国で、
選択別姓が認められているのは、どう説明するつもりなのでしょうか?
(ちなみにたんぽぽも、レーニンが別姓を主張していたことなど、
ちーっとも知りませんでしたよ。(へぇ〜)
わたしは、恥ずかしいなんて、ぜんぜん思わないけど...)


なぜアベマプライムでは共産主義やレーニンについて、
八木秀次氏は話さなかったのかと思います。
反共産主義イデオロギーでは、
番組を観る一般の人たち相手には説得力がないと、
八木秀次氏なりに思ったのでしょうか?

そうだとしたら選択的夫婦別姓に賛成の世論が
強くなっている状況をかんがみて、
むしろ反対派は非常識と思われないよう、
話題を選んだ可能性も考えられます。

共産主義を持ち出して説得力があるのは、
選択的夫婦別姓は生活の問題だと理解できず、
イデオロギーで語りたがる反対派ばかりなり、
ということかもしれないです。

「イデオロギーと生活感の欠如」


そうではなく単純に、アベマプライムで
八木秀次氏が選んだ話題が、たまたま戸籍であって
共産主義イデオロギーではなかった、
というだけのことかもしれないです。

posted by たんぽぽ at 22:07 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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