集団で離れるという事態が起きています。
彼らは「保守団結の会」を作り、
稲田朋美幹事長代行と距離を開けるかまえです。
「自民・高鳥修一氏が新保守グループ 稲田幹事長代行と距離」
(はてなブックマーク)
「自民に右派「保守団結の会」発足 稲田氏に不満な43人新グループ」
(はてなブックマーク)
自民に右派「保守団結の会」発足 − 稲田氏に不満な43人新グループhttps://t.co/g4bHanqqLr
— 共同通信公式 (@kyodo_official) June 25, 2020
自民・高鳥修一氏が新保守グループ 稲田幹事長代行と距離 https://t.co/AfKIT5Ofck
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) June 25, 2020
彼らはなぜ稲田朋美から離れるのかというと、
稲田朋美が最近、ジェンダー政策に
理解があること、とくに選択的夫婦別姓に賛成し
活動していることに反発したからです。
自民党の高鳥修一筆頭副幹事長らが25日、
新たな保守系グループ「保守団結の会」を発足させた。
高鳥氏は稲田朋美幹事長代行と行動を共にしてきたが、
稲田氏が女性活躍に活動の力点を移し
選択的夫婦別姓にも理解を示したことから、
距離を置く姿勢が見え隠れする。
稲田氏は昨年結成した「女性議員飛躍の会」を
足掛かりに、選択的夫婦別姓の勉強会を開始。
女性や弱者に寄り添う政策発信を強めている。
ただ、伝統と創造の会には伝統的な
家族観を重視する議員が多く、
「稲田氏には失望した」との声が出ていた。
ジェンダー平等、とくに選択的夫婦別姓は、
彼ら保守・右翼議員たちにとって
よほど受け入れがたいことなのでしょう。
彼らの選択的夫婦別姓に対する反発と敵意を
あらためて見て取れたと思います。
こうした状況を見ていると、やはり日本の
保守・右翼がもっとも固執する
「本丸」の問題は家族やジェンダーに
関することではないかと、わたしは思います。
議連の設立総会では、「国難にあたり
生ある限り祖国に尽くす」などと言っています。
それがジェンダー平等や選択的夫婦別姓に
対する反発や敵意なのだそうです。
同日党本部で開かれた設立総会には25人が出席。
高鳥氏は冒頭あいさつで「総裁選のための会ではない。
稲田さんに対抗するための会でもない」と断りつつ、
「日本の保守主義を政治理念とし、
この国難にあたり生ある限り祖国に尽くす。
その一点だ」と述べた。
因襲的な家族・ジェンダー観に拘泥し、
選択的夫婦別姓に反対しジェンダー平等に
逆行する、そんな彼らこそ日本の国難を
着々と膨らませているというものです。
選択的夫婦別姓に反対する自民党の
新しいグループ「保守団結の会」の代表は、
高鳥修一筆頭副幹事長です。
毎日新聞の記事にも顔写真が出ています。
しっかりと覚えておきましょう。
自民党の高鳥修一筆頭副幹事長は長らく稲田朋美幹事長代行と行動を共にしてきましたが、稲田氏が女性活躍に活動の力点を移し、選択的夫婦別姓にも理解を示したことを踏まえ、距離を置く思惑があるとみられます。https://t.co/1qmMz90G38
— 毎日新聞 (@mainichi) June 19, 2020