2020年06月28日

toujyouka016.jpg 選択的夫婦別姓で政局が動いた

6月27日エントリの続き。

自民党の稲田朋美が選択的夫婦別姓を
推進するようになったことに反発して、
高鳥修一らが「保守団結の会」という
新しいグループを作ったのでした。

「自民・高鳥修一氏が新保守グループ 稲田幹事長代行と距離」
(はてなブックマーク)
「自民に右派「保守団結の会」発足 稲田氏に不満な43人新グループ」
(はてなブックマーク)

 
稲田朋美と行動を共にしてきた議員の
相当数が距離を開け始めたことについて、
毎日新聞の記事には「稲田朋美は総裁選に向けて
痛手になりそうだ」と書かれています。
この予想がどの程度妥当かはいまは置いておきます。

次期総裁選への立候補に意欲を示す稲田氏には痛手となりそうだ。


ここで言えるのは、選択的夫婦別姓が大きな原因で、
新しい議連ができたり、総裁選の影響について
メディアに書かれたりしたということです。

ようは選択的夫婦別姓で政局が動いたわけです。
これはこれまでに例はなかったことで、
とても珍しいことだと思います。


いままで選択的夫婦別姓で政局が
動かなかったのは、推進側がそこまで
積極的にならなかったからではないかと、
わたしはちょっと思っています。

反対派(非共存派)にとっては、
家族・ジェンダー政策は重要性が高く、
選択的夫婦別姓はその中の「本丸」と言えます。

それゆえ選択的夫婦別姓に関して、
なにか積極的な動きがあれば、
反対派(非共存派)は敏感に反応すると思います。
わりと容易に政局問題にまで
発展するのではないかと思います。

posted by たんぽぽ at 16:29 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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