原告から提出した「控訴理由の要旨」が
公表されています。
「第2次別姓訴訟@広島高裁 控訴理由要旨 「わたしたちはこの訴訟に必ず勝ちます」」
これは4件ある夫婦別姓訴訟のうち、
2件目の「信条による差別」で訴えているものです。
2015年に最高裁大法廷回付された
「第一次夫婦別姓訴訟」に続く訴訟ということです。
「もうひとつの夫婦別姓訴訟」
この訴訟は広島、東京・立川、東京本庁と
3ヶ所で審理されています。
2019年の秋に、3ヶ所とも原告敗訴で終わりました。
「夫婦別姓訴訟(信条による差別)・原告敗訴」
「夫婦別姓訴訟(信条による差別)・原告敗訴(2)」
そして3ヶ所で控訴したということです。
7月14日に3ヶ所すべてで控訴理由の
要約についての弁論が終わったので、
全文を公表したものと思います。
この控訴審ではかならず勝訴するという、
原告団の堅い決意が述べられています。
第2次別姓訴訟、広島6/8、東京立川支部7/2、東京本庁7/14、控訴審の期日で弁護団から控訴理由書要訳の弁論がありました。公開します。
— izumi (@i_onji) July 15, 2020
第2次別姓訴訟@広島高裁 控訴理由要旨「わたしたちはこの訴訟に必ず勝ちます」 https://t.co/ShfZDHMFWQ
6 終わりに
私たちは,この訴訟に必ず勝ちます。
なぜなら,それが世界の常識だからです。
かつて,生存権が社会の常識となったように,
プライバシー権が社会の常識となったように,
どちらかが自分の氏を変えることなく
結婚をすることができることが,
やがてこの国の常識になります。
原告団のみなさんの健闘を祈ります。