自民党の保守系議員が稲田朋美から
集団で離れるというお話をしました。
「選択的夫婦別姓で稲田朋美から離れる議員」
「選択的夫婦別姓で政局が動いた」
その大きな原因となったこととして、
稲田朋美が選択的夫婦別姓を
推進するようになったことがあります。
その推進活動のひとつとして、
自民党の女性議員で構成する議連
「女性議員飛躍の会」が、選択的夫婦別姓の
勉強会を3月6日に開いたことがあります。
「自民党女性議員による議員連盟「女性議員飛躍の会」−選択的夫婦別姓に関する勉強会を開催!」
「選択的夫婦別姓がタブーだった自民党、なぜ保守の女性議員は「賛成」するのか」
「自民・稲田幹事長代行らの議連が「選択的夫婦別姓」の議論開始」
「自民女性議員連盟 夫婦別姓の議論開始」
選択的夫婦別姓の議論が深まる中、
自民党の女性議員で構成する議連
「女性議員飛躍の会」(室長=稲田朋美幹事長代行)は
3月6日、東京・永田町の党本部で、
サイボウズ・青野慶久社長や
識者、当事者を招いた勉強会を開いた。
この「女性議員飛躍の会」の
議連共同代表をつとめるのが稲田朋美です。
稲田朋美は選択的夫婦別姓の実現に向けて、
それだけ本気ということです。
勉強会には永岡桂子・文部科学副大臣など
8人の女性議員が参加。稲田議員は冒頭、
「党内でも議論することすらタブー視されてきたが、
女性活躍のためにもしっかり議論したい。
今後は反対されている団体にもお話を聞きたい」と挨拶した。
自民党内では選択的夫婦別姓は
議論すること自体が「御法度」になっていて、
ずっと封印されている状態です。
そうした中にあって議連で選択的夫婦別姓の
勉強会を開くということは、
かなりハードルのあることだと思います。
自民党ではなぜ選択的夫婦別姓の
議論をタブーにしているのか、
それは想像にがたくないと思います。
自民党は反対派議員の影響力が強いです。
そしてそのような反対派議員たちは、
まともに選択的夫婦別姓の議論になったら
絶対にかなわないとわかっているのでしょう。
彼ら反対派議員たちは、自分たちの非論理的で
差別的な実態を露呈させないためには、
選択的夫婦別姓の議論そのものを
封印するよりないということです。
ようは自民党の反対派議員たちは、
力押しでだまらせているということです。
選択的夫婦別姓の反対論に
まともな根拠などないことの、
ひとつのゆえんだと思います。