2020年07月31日

toujyouka016.jpg 『りぼん』の婚姻届け・夫婦別姓の選択肢

7月29日エントリの続き。

『りぼん』付録の婚姻届けですが、
「夫婦別姓を選択できるものにしてほしい」
という意見もあると思います。

実際には使えないフィクションの婚姻届けですから、
現行法で認められないものが
入っても問題ないと言えます。
フィクションの世界なら現時点で
選択的夫婦別姓が実現していてもよいでしょう。

 


小学一年生のうちから結婚改姓したくないので、
非婚宣言をするようなご時世です。

「結婚改姓が嫌な子どもたち」

「ねっ、そういう風に大人になって結婚すると、
みんなも名前が変わるんだよ」と、
私が軽率な言葉を口にしたとたん、
クラス中から一斉に「ヤダー!」の大合唱が。
しかも、先に声を上げたのは、みんな男の子たちです。

(えっ、男の子は名前は変えなくて大丈夫なのに...)と
私が心の中で思っていると、ちょっとオシャマな女の子が、
「だから、アタシ、結婚なんてしないの」と、毅然と胸を張ります。
これを耳にした周りの子たちも、
「じゃあ、ボクもしない」「私もしない」と、
この日の給食は結婚拒否発言の嵐で幕を閉じました。

『りぼん』を読むようなお年頃になれば、
結婚後の名字のことをまじめに
考えている子もいるでしょう。
その中には結婚改姓したくない子も
たくさんいるのではないかと思います。

自分が結婚するころには、選択的夫婦別姓が
実現していることを夢見ている子も
きっといるだろうと思います。

posted by たんぽぽ at 22:19 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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