50万人を超えて過去最大となりました。
総務省が発表する住民基本台帳によります。
「日本の人口減、過去最大50万人 最多44道府県でマイナス」
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「人口減、過去最大50万人 最多44道府県でマイナス 少子化と一極集中加速」
共同通信の記事は短いので全文引用します。
総務省が5日発表した住民基本台帳に基づく
人口動態調査によると、今年1月1日時点の
国内の日本人は1億2427万1318人で、
前年から50万5046人(0.40%)減った。
マイナスは11年連続で、減少数、減少率とも過去最大。
都道府県別に見ると埼玉、千葉がマイナスに転じ、
これまでで最も多い44道府県で人口が減少。
増えたのは東京、神奈川、沖縄の3都県だけで、
偏在がさらに際立った。
政府が掲げる地方創生の取り組みにもかかわらず、
少子化と一極集中が加速する構図。
都市部での新型コロナで地方分散への関心が高まる中、
機運を捉えて集中是正の有効策を
打ち出すことが急務となる。
2019年までの人口の減少数と減少率は
次のようになっています。
「総人口9年連続減、人口減少率は過去最大…総務省推計」
最初の記事では、2020年で人口減少は
11年連続なので、2010年から人口が
減少していることになります。
表では2010年は人口が増加しているので、
人口減少は10年連続になります。
表は2010年と2015年の数値は
国勢調査を利用しているからと思われます。
11年連続人口減少は、住民基本台帳の
数値を利用しているのでしょう。
2010年以降、人口が減少し始めてから
日本人の人口は単調に減り続けています。
減少数、減少率も単調に増え続けています。
今年2020年は減少数が50.5万人と
初めて50万人を超えました。
減少率も-0.40%でこちらも過去最高です。
2010年-2012年は民主党政権ですが、
それ以降はずっと安倍政権であること、
つまり安倍政権のあいだずっと
人口が減り続けていることも、
指摘しておきたいと思います。
2010年から「11年連続人口減少」と
見出しにもありますが、今後人口が増加に
転じることはまずないだろうと思います。
減少数と減少率は、今後も増減する可能性は
あるかもしれないです。