緊急避妊薬を容易に手に入れられることに
反対する産科医は、「若い女性は性教育を
受けていないから、次も緊急避妊薬を使えばいいと
安易に考える」と主張しています。
そもそも「性教育 避妊」の教育の場がなのは「若い女性」の問題じゃなく、遠見先生 @emmi__chan が言うように「日本社会全体の問題」だし、なら尚更、望まない妊娠に苦しむ女性たちを減らすために最後の砦である #緊急避妊薬を薬局で 購入できるようにするべきでしょう pic.twitter.com/J9D6rBr9NX
— 佐藤倫子 (@sato__michiko) July 28, 2020
これは「性教育を受けないと知識がないから
安易にセックスする」ということだと思います。
この産科医は「性教育を受けて適切な
性の知識があれば、安易なセックスは
しなくなる」と考えているのでしょう。
「安易にセックスするようになる」は、
性教育に反対する人たちもよく持ち出す「理屈」です。
「純潔思想」を信奉する人たちに
代表される思考パターンです。
彼らに言わせると「性教育を受けて
性の知識を持つと安易なセックスを
するようになる」ということのようです。
ここに緊急避妊薬に反対する産科医と、
性教育の反対派とで、性教育を受けた場合の
影響に関する、意見の明確な対立が
出てくることになります。
産科医の言うように「性教育を受けないと
安易なセックスに走る」のでしょうか?
それとも性教育の反対派の言うように、
「性教育を受けると安易な
セックスに走る」のでしょうか?
「安易なセックスに走る」のは、
性教育を受けた場合なのか、受けない場合なのか、
くだんの産科医と性教育の反対派とで
一度じっくり議論するとよいでしょう。