7月5日の東京都知事選の各候補者の
ジェンダー別の得票率について見ていきます。
「東京都知事選」
「無党派層の5割が小池氏に、女性支持高く 朝日出口調査」
「小池氏再選、全年代から高い支持 女性の61%が支持」
山本太郎のジェンダー別の得票率は
問題にしたほうがいいことだと思います。
はっきりと「男性>女性」となっているからです。
小野泰輔よりはいくらかジェンダー差は
小さいですが、それでも山本太郎の得票には
顕著なジェンダー差があります。
女性票が小池百合子に流れたことで、
山本太郎はそのあおりを受けたことはあるでしょう。
それでも宇都宮健児の得票は
ほとんど「男性=女性」ですから、
山本太郎には女性票を集められない直接的な
原因もあった、ということだと思います。
「ジェンダー平等では票が取れない、
貧困政策や格差問題を主要政策に
しなければならない」と言って、
選択的夫婦別姓やパリテ法に反対する
れいわ新選組の支持者がいます。
「立憲民主党は貧困対策を無視するか?」
「ジェンダー平等が通じない「有権者」?」
このような人は、れいわ新選組や
山本太郎の支持者の中には一定数いて、
それなりに目立っているようです。
かかる支持者のせいで「れいわ新選組や
山本太郎は貧困問題の解決のためと称して、
ジェンダー平等の軽視や否定をする」と
思われている可能性を、わたしは考えています。
わたしのこの予想が当たっているなら
なおさらですが、そうでなくても、
都知事選における山本太郎の得票率が
「男性>女性」となったことを、
れいわ新選組や山本太郎の支持者は
深刻にとらえたほうがいいだろうと思います。