2020年08月22日

toujyouka016.jpg 伊藤詩織が杉田水脈を提訴

伊藤詩織氏が杉田水脈議員を提訴です。
伊藤詩織氏を中傷するツイートの多くに、
杉田水脈が「いいね」を押したことが、
伊藤詩織氏のおもな主張となっています。

「伊藤詩織氏、杉田水脈衆院議員を提訴 中傷ツイートに繰り返し「いいね」」
(はてなブックマーク)

 


毎日新聞の記事は短いので全文引用します。

ツイッターで自分を中傷するツイートに
繰り返し「いいね」を押されたことで
名誉を傷つけられたとして、
ジャーナリストの伊藤詩織氏(31)が20日、
自民党の杉田水脈衆議院議員(53)に
220万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。

SNS上での中傷が社会問題になるなかで、
ツイッターでの「いいね」に法的責任を
問えるかが焦点になる。
訴状によると、国会議員であり、
当時11万人のフォロワー(読者)を持ち、
言論に影響力を持つ杉田氏が伊藤氏を中傷する
コメントに繰り返し「いいね」を押したことは
「限度を超えた名誉侵害にあたる」と主張している。

また、伊藤氏は20日、名誉を傷つける
ツイートを投稿したとして
元東大特任准教授の大澤昇平氏に対しても
110万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。
【塩田彩、宇多川はるか/統合デジタル取材センター】


伊藤詩織氏は、山口敬之氏から性的暴行を
受けた賠償を求めた民事訴訟で勝訴したのち、
自身を中傷した人たちも提訴することを
予定していると言っていました。

「伊藤詩織が民事で勝訴・性暴力が裁かれる」
「伊藤詩織さん勝訴 開き直ったネトウヨ言論人のおぞましさ」

この「犯罪そのもの」の変態が
強姦魔を擁護するというおぞましさ。
当たり前の話だが、ヘイトスピーチも
セカンドレイプも言論の自由には含まれない。
伊藤さんは彼女を誹謗中傷した人物を訴えていくという。
全面的に賛同する。

今年の6月に漫画家のはすみとしこ氏は、
すでに伊藤詩織氏から提訴されています。

「伊藤詩織・漫画家らを名誉毀損で提訴」

杉田水脈もそうした「今後訴えていく
伊藤詩織氏を誹謗中傷した人物」の
一員ということなのでしょう。
杉田水脈が提訴されたことに関しては、
わたしはやはりという感じです。


「自身を中傷するツイートに
杉田水脈が『いいね』を押した」ということが、
伊藤詩織氏の主張となっています。

リツイートと違って直接的な拡散でない
「いいね」に法的責任を問えるかが、
この裁判のひとつの焦点になるのでしょう。


杉田水脈はツイッターの「いいね」だけでなく、
もっと直接的に伊藤詩織氏に対して
セカンドレイプをしていました。

「詩織さんに被害者落ち度論」
「詩織さんに被害者落ち度論(2)」

これらも裁判では証拠として提示され
議論されるのではないかと思います。

posted by たんぽぽ at 14:35 | Comment(0) | 法律一般・訴訟 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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