2020年09月04日

toujyouka016.jpg 石破茂・選択的夫婦別姓に賛成を表明

安倍晋三が首相の辞任を表明したことにより、
自民党では総裁選が行なわれます。
9月8日に告示、9月14日に投開票です。
菅義偉、岸田文雄、石破茂の3氏が出馬です。

このうち石破茂が出馬会見で、選択的夫婦別姓に
賛成している考えを、はっきり述べています。
これをご紹介しておきます。

「【石破氏出馬会見】(9)「夫婦別姓実現すべきだ」」

 
次のように改姓の負担の大きさについて認め、
「夫婦別姓は基本的に実現すべきものだと
考えている」と述べています。

−−選択的夫婦別姓、同性婚、多様性などについて。
法改正はどう考えるか

「マイノリティーの権利は
最大限尊重されるべきものだと思っている。
私はユニバーサル議員連盟の会長もしているが、
多様性を最大限認める社会であらねばならない。
LGBTだということで差別される
社会であるべきだと全く思っていない。
そのために法改正が必要であれば、
私はそれを逡巡するものではない。

 夫婦別姓について。私は女性の立場、
男性でも一緒だが、姓を変えなければいけないことの負担は
相当のものがあるだろうと思っている。
夫婦別姓は基本的に実現すべきものだと考えている。

家の絆はどうなるとか、表札が大変じゃないかとか、
いろんなことはあるが、夫婦同姓でも
なかなか難しい婚姻生活はあるんじゃないか。
夫婦別姓にしたらおかしくなるのかというと、
必ずしもそうではないと思っている。
郵便配達とか表札をどうするかという問題があるが、
それは技術的に可能な、解決する課題だと思っている」


この点に関しては、ツイッターの
選択的夫婦別姓の推進派のかたたちからも
評価をされています。



石破茂は「若年女性の8割が消える」という
2014年に公表されたの日本創成会議の
調査結果を深刻にとらえていて、
少子高齢化対策の必要性を主張しています。

「地方から女性が消える」
「若年女性の8割が消える」

日本創成会議の衝撃的な調査が、
話題になったのは発表直後くらいです。
何年も経っているのに取りざたするのは、
石破茂くらいではないかと思います。


石破茂は家族、ジェンダー問題に関しては
理解はあるものと思います。

「少子化対策や選択的夫婦別姓へのスタンスは安倍政権と違う? 石破茂氏に聞く」

posted by たんぽぽ at 22:50 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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