代表選が行なわれます。
9月7日に告示され、9月10日に投開票となります。
「国民・泉氏と立憲・枝野氏が代表選共同会見」
「合流新党代表選 国民 泉氏と立民 枝野氏が立候補」
代表選に出馬しているのは、国民民主党の泉健太と
立憲民主党の枝野幸男のふたりです。
立憲民主党と国民民主党などが
合流してつくる新党の代表選が7日、
告示され、国民の泉健太政調会長(46)と、
立憲の枝野幸男代表(56)が立候補を届け出た。
10日に投開票され、代表が選出される。
合流新党は立憲民主党、国民民主党の
一部議員のほか、無所属議員も参加します。
合流新党には衆参149人の議員が参加する。
政党別では立憲88人、国民40人、
無所属21人で立憲が半数以上を占める。
無所属議員は2017年の衆院選で、希望の党の公認を
得なかった人たちが大部分だと思います。
立憲民主党は代表の任期を就任した
3年後の9月までとしています。
枝野幸男が立憲民主党の代表となったのは
結党した2017年なので、
今年2020年9月に任期終了となり
代表選を行なうことになります。
「立憲民主党規約」
代表の任期は、就任の年から3年後の9月までとし、
当該月に行われる新たな代表の選出をもって任期は終了する。
立憲民主党は結党以来最初の代表選が、
合流新党で他党議員や無所属議員も交えたもの、
ということになりました。
どのようなかたちにせよ、公開で代表選を
行なうという慣行がすっかり定着したことは
よかったと思います。
公開の代表選を定着させたのは、
2000年4月、病気で倒れた小渕恵三首相の
後任を有力議員5人の会議で
森喜朗と決めたことによります。
かかる少人数による「密室人事」に
強い批判が国内外からありました。
それゆえ民主党やその継承政党では、
(自民党もですが)民主的な体質を示すために、
どのような状況でもかならず選挙で
代表を決めるようになったのでした。