2020年09月09日

toujyouka016.jpg 合流新党代表選・党名を決める

前のエントリの続き。

立憲民主党と国民民主党の合流新党の
代表選が行なわれる際、新党の党名を
決める投票も合わせて行なわれます。

「国民・泉氏と立憲・枝野氏が代表選共同会見」
「合流新党代表選 国民 泉氏と立民 枝野氏が立候補」

泉健太は「民主党」、枝野幸男は
「立憲民主党」を提案しています。

 
今回は、代表選挙と合わせて新党の党名を決める
投票も行われ泉氏は「民主党」を、
枝野氏は「立憲民主党」を届け出ました。

「まずは党名を決めるところから始めるのか」
というのが、わたしの率直な感想です。
これはこれで大事なことではあると思います。

「「立憲民主」か「民主」か 新党の党名に込める思いは」

党名を「立憲民主党」と掲げる理由について、
「自民党は憲法を無視し、単純な多数決が
民主主義だという勘違いをしている。
それとの明確な違いを示すのは立憲民主主義だ。
自民党に対するもう一つの存在として分かりやすい」と述べた。

「民主党ではどうか」と問われると、
「民主党と自由民主党では、『自由』がついているだけで、
向こうの方が(マージャン用語でいう)
一翻(イーハン)ついちゃうような話になる」とも述べた。
一方、「民主党」を掲げる泉氏は
「民主党政権では、枝野氏が幹事長をはじめ
大臣も(経験)し、私もその政権の一端を担った。
この責任、反省から逃げないことが極めて大事だ」と語った。
そのうえで「政権交代の流れは、この10年、20年、
ずっと先人の歴史があって取り組んできた。
その歴史を直視しながら、新しい世代の
野党をつくっていく」と述べた。


枝野幸男が合流新党の党名を
「立憲民主党」とする理由は、
2017年に結党したころとほぼ同じようです。

立憲主義の重視を前面に出すことで、
憲法の精神をないがしろにする
自民党・安倍政権との対立軸を
はっきりさせるということです。

2017年というのは、自民党の改憲案が
取りざたされていたころでもありました。


2017年の結党時に、「民主党」という党名も
枝野幸男は考えていたようです。
ウェブで「民主党」と検索すると、
ネガティブな情報が氾濫していて、
新党の情報がそこに埋もれるので
好ましくない、という理由で却下しました。

ほかに「新民主党」も検討されました。
これも党名に「新」がつく政党は
短命に終わるジンクスがなぜかある
ということで却下になりました。

posted by たんぽぽ at 22:31 | Comment(0) | 選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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