安倍政権については検証することがある、
ということを触れました。
そのうちのひとつとして、
次のノートをご紹介しておきます。
とくに前半で話題にもなった
安倍政権の経済政策についての検証です。
「アベノミクスに関する私的な覚え書き」
(はてなブックマーク)
異論があるかたもいらっしゃると思います。
内容についてのツイートがあるので、
こちらも少しご紹介しておきます。
【超必読】安倍の経済政策に対する評価。デフレから脱却し、雇用を増加させ、貧困を減らした。しかしそれも消費税増税によって台無しになった。左派もここから出発すべき。
— 岸政彦 (@sociologbook) August 31, 2020
アベノミクスに関する私的な覚え書き|GY https://t.co/uJJi057okk
「日本は1998年に実質成長率が名目成長率を上回って以来、その状態が続きました。はじめてこれが解消されたのは2013年です。1998年から2012年における名目成長率-実質成長率の差は平均してマイナス0.1、2013年から2019年は平均してプラス0.6%です」
— 岸政彦 (@sociologbook) August 31, 2020
「物価が下落を続けた局面で、就職氷河期が続き、ロスト・ジェネレーションが生まれ、安い給料で長時間労働を強いる居酒屋チェーンが全盛だったのは、経済学的には当然」
— 岸政彦 (@sociologbook) August 31, 2020
「有効求人倍率はスタート時点の0.8から1.6に達しました。第二次安倍政権は1997年以来、初めて就職氷河期、ロスジェネを生まなかった政権です」
— 岸政彦 (@sociologbook) August 31, 2020
「日本の正規雇用者は1997年2月の3812万人をピークに減り続けましたがこれが初めて増加に転じたのは第二次安倍政権がスタートから1年6ヶ月を経過した2014年3Q-4Qからです。以後、正規雇用の労働者は増え続けました」
— 岸政彦 (@sociologbook) August 31, 2020
「第二次安倍政権は、1998年以来増え続けた国民生活基礎調査で生活が「生活が苦しい」(「やや苦しい」と「たいへん苦しい」という人の合計)の割合を初めて減少に転じさせ、2003年以来悪化を続けた相対的貧困率、子どもの貧困率を初めて改善に転じた政権になりました」
— 岸政彦 (@sociologbook) August 31, 2020
「第二次安部政権で物価上昇の腰が折られた局面が2回あります。それは2015年4月〜、2020年2月〜です。いずれもその前に消費税が増税されています」
— 岸政彦 (@sociologbook) August 31, 2020
「第二次安部政権で物価上昇の腰が折られた局面が2回あります。それは2015年4月〜、2020年2月〜です。いずれもその前に消費税が増税されています」
— 岸政彦 (@sociologbook) August 31, 2020
「私は、アベノミクスは意欲的かつ合理的な取り組みであったが、財政再建の旗を降ろせなかったがゆえに「未完の改革」に終わったと総括します」
— 岸政彦 (@sociologbook) August 31, 2020
緊縮こわい
「次の首相の経済政策に望むことは、マクロ経済に関して高い意識を持ち、雇用を最重要課題のひとつと位置づけること、コロナ禍にあってあらたなロスト・ジェネレーション、ロックダウン・ジェネレーションを生まないことに最大限の力を傾けること、さらに貧困を撲滅し、地球温暖化に立ち向かうこと」
— 岸政彦 (@sociologbook) August 31, 2020