2020年09月30日

toujyouka016.jpg 女はいくらでも嘘をつく・抗議の署名

自民党の杉田水脈議員が、性暴力の被害者を
意識して「女性はいくらでもうそをつける」と
言ったこと
について抗議する
change.orgの署名です。

「「女性はいくらでもうそをつけますから」
自民党・杉田水脈衆議院議員の性暴力被害者への
発言撤回、謝罪、辞職を求めます。」


 

自民党・杉田水脈衆議院議員による
「女性はいくらでもうそをつけますから」との発言に、
断固抗議し、謝罪・発言撤回、議員辞職を求めます。
これは性暴力被害者を貶めるセカンドレイプであり、
激しく性差別的であり、性暴力根絶に向けて
取り組む動きを後退させかねないヘイトスピーチです。

署名数は現在11万を超えています。
いまこのエントリを書いている最中にも、
賛同するかたが増えています。

杉田水脈の「女はうそをつける」発言に対する
抗議の大きさを実感させます。
目標値の15万筆にはじゅうぶん届きそうです。


性暴力の被害者の声は、黙殺されたり
貶められたりすることが多いです。
杉田水脈の「女はうそをつける」発言は、
このような暗黒の現実に上塗りする
セカンドレイプです。

国会議員がこのようなセカンドレイプを
所属政党の会議で堂々と言うことの
深刻さは言うまでもないことです。

この社会で、女性の意思や声は軽んじられ、
被害を受けた側の声が疑われ、
「女性として」の振る舞いを問われ、
自己責任を突きつけられ、「男性の人生を
破滅させるのか」と糾弾されてきました。
12歳の女の子であれ嘘をついて
成人男性を貶めることができるのだ、という意識を
法曹界の成人男性が持つほどに、性暴力は理解されず、
被害者の言葉は潰されてきました。
性暴力を許してきたのは社会の性差別です。

フラワーデモでは多くの女性たちが
自らの被害を人前で語りはじめました。
「誰にも話せなかった」と被害を語る声が
伝えるのは、被害者は「語れない」のではなく、
語ってもどうせ信じてもらえない、
という諦めを強いられてきた過去でした。

証拠もない、目撃者もいない、しかも相手は社会的地位が高かったり、
また実父であることも決して珍しくない。
たとえ声をあげられたとしても
警察で門前払いをされた被害者は少なくありません。
刑事事件として裁かれる性暴力は、氷山の一角に過ぎない。
聞かれることも、裁かれることもなかった
性暴力被害の声を通して突きつけられるのは、
被害者は語れなかったのではなく、
社会が語らせなかった、信じようとしなかった、
聞く力がなかった残酷な事実です。

posted by たんぽぽ at 22:52 | Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 女はいくらでも嘘をつく・抗議の署名 web拍手
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]