弁護士となっている夫婦別姓訴訟についての
noteのエントリがあります。
「ニュー選択的夫婦別姓訴訟を問い直す(7)驕りが招いた”寄り添い”戦術の破綻 」
ここでは、この訴訟で原告団が日本会議に
接近したことを、問題にしています。
【note新記事】
— foresight1974@悪党見参 (@foresight1974) September 23, 2020
書いておきたかったことを覚悟して書いた。
ご批判は甘受します。
ニュー選択的夫婦別姓訴訟を問い直す(7)驕りが招いた”寄り添い”戦術の破綻|foresight1974@悪党見参 @NangaParbatHB #note https://t.co/iuLSCyJj07
青野慶久氏、作花知志氏らの起こした
夫婦別姓訴訟を、エントリ作者はもちろん
大きく評価しています。
それでもこの日本会議への接近だけは
どうしても納得できないというものです。
すでに長々と読まれた方にはお分かりでしょうが、
私は青野氏と作花弁護士に、
このことだけは大きな怒りを覚えています。
今までの苦闘の歴史を重ねてきた方々への
リスペクトが著しく欠けている。
かかる夫婦別姓訴訟の日本会議への接近は、
わたしもエントリで取り上げたことがあります。
選択的夫婦別姓にかかわる人たちのあいだに
不穏な空気が流れたのでした。
「新しい夫婦別姓訴訟・とまどい」
「新しい夫婦別姓訴訟・日本会議」
「夫婦別姓訴訟と日本会議の対応」
このnoteのエントリでは、わたしのサイトや
ブログエントリも参照されています。
わたしがかつて関わったネットの
市民団体が「後退戦術」を採って
失敗した例が引き合いに出されています。
実は、法務省答申からこれまでの間に、
こうした「妥協」は何度も試みられてきました。
民法改正から婚外子差別の撤廃を切り捨てる
夫婦別姓を例外扱いする「例外制法案」
夫婦別姓の選択には家裁の認可が必要という「家裁認可案」
そして、その妥協は1つも実を結ばなかった。
青野慶久氏、作花知志氏らの
日本会議への接近も、かつて失敗した
「後退戦術」と同様のものだと、
noteのエントリでは問題視しています。
このnoteのエントリを書いていらっしゃるのは
foreshgitさま、ツイッターでいつも
わたしがお世話になっているかたです。
わたしのサイトとブログを参照して
くださった、foresightさま、
まことにありがとうございます。
つたないサイトとブログですが
お役に立ったようで、わたしとしてもうれしいです。
foresightさまのエントリの内容については、
のちほど見ていきたいと思います。
今回は恐縮ですが、内容についての概要と、
簡単な謝辞だけとしたいと思います。
こちらにコメントありがとうございます。
青野慶久氏らが日本会議に接近したのは、
批判的なかたも多いと思います。
ほかにもいろいろな意見をお持ちのかたも
いるだろうとは思いますが。
この日本会議への接近計画は、
早い段階で外にもれたこともあると思いますが、
ほとんど進展せずに終わったと思います。
それによって選択的夫婦別姓の推進派の
深刻な分裂は起きなかったと思います。
これはよかったのではないかと思います。
>私の周りには夫婦別姓が認められず、
>婚外子を生むのを躊躇して子供をあきらめた
>優秀な団塊ジュニアの専門職の女性がたくさんいます
団塊ジュニアの出産適齢期も過ぎてしまいましたね。
日本は少子化の進行を緩和させる
最後の機会も、棒に振ったと思います。
選択的夫婦別姓が実現すれば、
出生率は高まる可能性があることも
よく言われることだと思います。