第5次男女共同参画基本計画に、
選択的夫婦別姓の実現に向けて検討を進める
方針を盛り込まれそうだというお話です。
「選択的夫婦別姓 基本計画に方針盛り込む考え 橋本女性活躍相」
(はてなブックマーク)
「夫婦別姓「前向きに検討」 橋本男女共同参画担当相」
(はてなブックマーク)
「橋本大臣、選択的夫婦別姓「前向きに検討する」導入議論に積極姿勢」
デイリースポーツの記事を見ると、
政府が選択的夫婦別姓の実現に
積極的になった背景として最近の世論調査や、
自治体を対象とした陳情アクションに
ついての言及があります。
夫婦が望む場合、結婚後もそれぞれの
旧姓を名乗ることを認める「選択的夫婦別姓」については、
世論調査でも導入を支持する意見が
広がっており、地方議会では法制化を求める
意見書の可決も相次いでいる。
最近の世論調査では選択的夫婦別姓に
賛成が7割前後、反対は2割前後と
賛成が圧倒的多数となっています。
「選択的夫婦別姓に賛成が8割」
「選択的夫婦別姓・ふたつの世論調査」
安倍首相の2020年2月4日の答弁「平成29年の内閣府の世論調査で、法改正で旧姓の通称使用の機会を広げるべきだという意見を含め夫婦は必ず同じ氏を表するべきだという意見が過半数を占めた」について。選択的夫婦別姓に関する最新の世論調査は。 pic.twitter.com/Iea8EwoVBv
— 三春充希(はる)⭐Mitsuki MIHARU (@miraisyakai) February 5, 2020
自民党支持層でも選択的夫婦別姓に
賛成が多数となっています。
さすがの政府・自民党も無視できなくなった
ということかもしれないです。
「夫婦別姓と同性婚・自民支持層でも賛成増」
地方議会で選択的夫婦別姓の実現を
求める意見書が可決していることも、
自民党は無視できなくなったのかもしれないです。
地自体への働きかけを進める
選択的夫婦別姓・全国陳情アクションの
活動も着実に効果を発揮している
ということだと思います。
こちらが、ふるさと納税先として推薦する自治体の新しいリストになります。
— 旧姓利用中男性研究者 (@Okonomiyaki2099) March 27, 2020
橿原市最高だぜ!
選択的夫婦別姓、はよ! pic.twitter.com/xXhcZ3oLCl
さらに専門調査会でも複数の委員から、
議論を進めるべきという意見が出たこと、
そしてパブリックコメントでも
多くの国民が選択的夫婦別姓の導入を
求める意見が多かったことがあります。
橋本大臣によれば、男女共同参画専門調査会でも
複数の委員から「(議論を)積極的に進めるべき」
という発言が出たという。
「パブリックコメントの意見でも
(国民から)大変望まれていること。
少子高齢化の中で、国民の皆さんが
どのように望んでいるか前向きに検討することは、
(国の対応が)非常に前進していると感じてもらえる」と
積極的に議論する姿勢を示した。
調査会で発言するような専門家なら、
選択的夫婦別姓の実現は当然と考えるでしょう。
パブリックコメントは書いたかたも
いらっしゃることと思います。
それなりに説得力のある意見が集まれば、
まがりなりにも政権を動かすだけの
力はあるということだと思います。
「第5次男女共同参画基本計画・意見募集」