2020年11月14日

toujyouka016.jpg 菅義偉・選択的夫婦別姓に「責任がある」

菅義偉首相はかつて選択的夫婦別姓に
賛成する活動をしていたことがあります。

参院予算委員会で、その過去の言動を
示されたのですが、「そう発言したことには
政治家として責任がある」と、
菅義偉は答えたのでした。

「首相、選択的夫婦別姓に「政治家として責任がある」」
(はてなブックマーク)

 
菅義偉首相は6日の参院予算委員会で、
かつて選択的夫婦別姓を推進する立場で
議員活動をしていたことを認めたうえで、
「私は政治家としてそうしたことを
申し上げてきたことには責任がある」と述べた。
ただ、慎重に検討していく考えも強調した。

「責任がある」とは具体的には
どうするというのかと思います。
「責任がある=選択的夫婦別姓を実現させる」
とはかぎらないと思います。


菅義偉は「慎重に検討したい」とも言っています。
これは選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
政治家の定番の決まり文句です。

菅義偉の答弁はそもそもが
「家族のありかたに深く関わり」うんぬんで、
これも選択的夫婦別姓に反対したい
政治家が決まっていう「コピー&
ペースト」的なものです。

選択的夫婦別姓の導入を主張する小池氏が
「政治の責任を言行一致で果たすべきだ」と迫ると、
首相は「家族のあり方に深くかかわり、
国民の間でさまざまな意見がある。
国民の意見を幅広く聞き、国会の動向を
注視しながら対応を検討したい」と答弁した。
そのうえで、自らの過去の言動をめぐり
「責任がある」と締めくくり、
委員会室は野党議員らの拍手にわいた。

こうした状況を見ていると、
菅義偉は選択的夫婦別姓を実現させる気は、
ほとんどなさそうだと思われます。

「責任がある」とは「過去に選択的夫婦別姓に
賛成したことは間違いだったと認める」
ということなのかもしれないです。


菅義偉は「責任がある」と言ったけれど、
「責任を取る」とは言っていないようです。
過去に賛成した責任はあるけれど、
選択的夫婦別姓を実現させる
というかたちで、その責任を取る気はない」
ということかもしれないです。

首相、選択的夫婦別姓に「政治家として責任がある」:朝日新聞デジタル

責任が「ある」にも関わらず責任を「とらない」前任者のせいで「責任がある」という発言が無意味になってます。そのことについてまず責任を「取って」なんとかしていただきたい。

2020/11/07 13:41


菅義偉は過去の自分の発言を示された手前、
無視するわけにいかないので
「責任はある」と答えたのでしょう。

それでも選択的夫婦別姓には反対なので、
実現させなくても矛盾にならないような
言いかたを選んだのではないかと、
わたしは思ったりしています。

首相、選択的夫婦別姓に「政治家として責任がある」:朝日新聞デジタル

あとからどうにでも解釈できる発言にしか見えないが

2020/11/07 12:41


posted by たんぽぽ at 23:01 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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