きゅうに減っていることがわかりました。
厚生労働省の調査です。
「令和2年度の妊娠届出数の状況について」
「妊娠届出数の推移等」
メディア記事もいくつかあります。
「5月以降の妊娠届が急減 : コロナで少子化傾向に拍車か?」
「妊娠届、5月は17・1%減少…コロナで産み控えか」
「来年の出生数80万人割れも…妊娠届、コロナ禍の5月以降減少」
「「妊娠にためらい」コロナ禍で日本と欧米で出生数減へ」
「妊娠届、5月は前年同期比17%減 少子化傾向加速」
新型コロナウイルスの感染への不安が
高まっていた今年5〜7月、
全国の自治体が受理した妊娠届の件数は、
前年同期比で1割超減少したことが
厚生労働省の緊急調査でわかった。
5月の減少幅が17・1%と最も大きかった。
来年の出生数の減少が予想され、少子化の加速が懸念される。
新型コロナの影響で産み控えが広がっている
との指摘を受け、厚労省が調査していた。
感染者が増えてきた3月ごろに
妊娠した人が届け出る5月以降、
7月までの件数は20万4482件で、
前年同期間の23万813件を11・4%下回った。
月べつの妊娠届け出数を見ると、
2018年、2019年と2020年の4月までは、
妊娠届け出数は毎月7万から
8万以上の範囲で推移していました。
2020年の5月以降は月あたりの
妊娠届け出数は7万を割り続けています。
5月から妊娠届け出が減ったのは
コロナウイルスによる不安と考えられます。
5月に届けを出すかたは、3月に妊娠しています。
コロナの不安が増したのも3月ごろです。
コロナウイルスの蔓延で、
生活に不安が広がっています。
心理的負担や、時間的、金銭的リソースを
多く使う出産を避けるべく妊娠を控えるのは、
無理もないことだと思います。
5月だけでなく、6月、7月も妊娠届け出数は
低迷したまま回復していないです。
その後もコロナウイルスの不安は
解消されていないことを
示していることになるでしょう。
妊娠届け出数の減少に関係者たちは
いささか衝撃を受けている感じです。
それでも5月の減少幅が17.1%というのは、
わたしに言わせれば意外と少ないです。
30-40%くらい妊娠届け出数が
落ち込んでもよさそうだと、
わたしは思ったりもしています。
コロナの影響でも妊娠届け出数は
2割も減らないのは、生活にそれなりに
余裕のあるかたは、案外多い
ということかもしれないです。