コロナ補償のための定額給付金が、
世帯主の一括申請になったことを、
4月22日エントリでお話しました。
「コロナ給付金・世帯主が一括申請?」
世帯主の一括申請となると、
DV被害で避難して暮らしているかたは、
給付金を受け取れないのではないか、
という懸念があったのでした。
「世帯主が申請・DV被害者の対処法」
このときDVで避難しているかたが
給付金を受け取れるよう、世帯主にわたさない
かたちの申請を整備するために
力添えした議員がいらっしゃりました。
それは自民党の木村やよい衆議院議員です。
世帯主の一括申請案を発表した際、
高市早苗にじか談判してくれたそうです。
「実は私、DVで避難してます。特別定額給付金(10万円)ちゃんと受け取れました。やっと御礼言えます、ありがとう」というメッセージをある方からいただいた。
— 木村やよい(衆議院議員)木村弥生 (@kimura841) September 13, 2020
高市大臣にDV被害者への配慮を直談判して良かった。大臣に感謝。
でも、次からは、世帯主でなく個人に届けられるよう法整備します。
かくして手続きが増えて煩雑には
なりましたが、DV被害で避難しているかたでも
コロナ給付金を受け取れることになったのでした。
木村やよい議員の活躍には感謝したいです。
木村やよいは自民党の議員だったので、
関係閣僚に直接交渉しやすかった
ということもあったと思います。
また自民党でも世帯主の一括申請を
問題視する議員はいる、ということでもあります。
ツイートを見ると木村やよいとしては、
DV被害者の問題は対処できても
世帯主の一括申請は不満で、
つぎからは個人単位の申請とするよう
法整備をしたいと語っています。
ふたたびコロナ給付金が支給されることが
あるかどうかはわからないです。
コロナでなくても類似の事態が
起きることは今後も考えられます。
ぜひ個人単位で申請ができるよう
制度の整備をしてほしいところです。