2020年11月24日

toujyouka016.jpg 選択的夫婦別姓・反対派が15%について

11月23日エントリの続き。

早稲田大学の棚村政行教授と「選択的夫婦別姓・
全国陳情アクション」の合同アンケートによると、
選択的夫婦別姓に「反対」は全体の14.4%でした。

「20〜50代の7割が賛成!47都道府県「選択的夫婦別姓」全国意識調査の概要」
「47都道府県「選択的夫婦別姓」意識調査レポート」(PDF)

 
 


「反対」の割合がこのくらいだと、
「だいぶ少数だ」と思うかたも、
選択的夫婦別姓の問題に長くかかわっている中には
たくさんいらっしゃると思います。

賛成が7割に対して反対は1.5割です。
賛成が圧倒的に多数となっています。
アンケート調査で選択的夫婦別姓に
賛成の割合がこのくらい多数となったのは、
最近の数年のことです。

それまではずっと反対が多く、
賛成を上回ることもありました。
そうした過去を見ていると、反対派が15%に
満たないのは、選択的夫婦別姓に関する
理解が世論に浸透した、良識あるかたが
増えたと考えたくなるでしょう。



それでも自分と無関係の他者の結婚の
名字に対して「かくあるべき」という人が
15%もいるのは、「とても多い」と
考えるかたもいらっしゃります。


選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)が
15%ほど存在するのは多いのか少ないのか、
どちらと考えるかは感性の違いと
言ってしまえばそれまでかもしれないです。

それでも他者に自分のカチカンを
押し付ける不寛容な人が15%というのは
「多い」という見かたもあること、
またそうした見かたをするかたが
おそらく一定数いることは、
把握しておきたいと思います。

posted by たんぽぽ at 22:45 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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