議論していることが新聞記事になっています。
推進派、反対派の両方が勉強会を開くなど、
活動がさかんになっていることに言及しています。
第5次男女共同参画基本計画の閣議決定を
前にしての攻防、というところでしょうか。
「選択的夫婦別姓、賛否両派の動き活発 自民党内で勉強会」
(はてなブックマーク)
選択的夫婦別姓をめぐり自民党内の議論が活発化している。
12月の第5次男女共同参画基本計画の閣議決定を前に、
橋本聖子男女共同参画相は推進に前向きな姿勢を見せる。
反対派、賛成派ともに勉強会を開催するが、
溝が埋まるかは不透明だ。
最初の段落で、推進派と反対派のあいだの
「溝が埋まるかは不透明だ」と書いています。
溝は埋まらないでしょう。
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は
もとより理解も妥協もする気はないでしょう。
彼らはただひたすら選択的夫婦別姓を
つぶすことしか念頭にないと思います。
反対派(非共存派)はどんな事実や
根拠を示しても理解することがなく、
頑迷きわまりなく反対するだけです。
「話が通じそうもない選択的夫婦別姓反対派」
のちに推進派と議論になっても、
彼ら反対派(非共存派)はあたかもなにも
聞いていなかったかのように、まったく同じ
反対の主張を繰り返すだけだと思います。
記事の2段落目は反対派の活動の様子です。
(推進派よりさきに記述が来ているのが
いささか引っかかります。)
自民党の議員連盟「保守団結の会」は
26日に勉強会を開催。高市早苗元総務相が講演し、
選択的夫婦別姓制度の問題点を指摘した。
25日には自民党の保守系議員らでつくる
議員連盟「『絆』を紡ぐ会」も発足。
大学教授を招いて「夫婦別姓の問題点」について議論した。
参加した議員の1人は「賛成派の動きが活発になってきた。
巻き返しを図らないといけない」と語る。
反対派(非共存派)の議員のひとりは
「賛成派の動きが活発になってきた。
巻き返しを図らないといけない」と言っています。
やはり推進派議員の活動がさかんに
なってきたので、対抗が必要と考えて、
反対派議員も動き出したようです。
記事で言及のある「保守団結の会」は
もともと稲田朋美に不満のある議員が
距離を開けるために作った議連です。
「選択的夫婦別姓で稲田朋美から離れる議員」
「選択的夫婦別姓で政局が動いた」
自民に右派「保守団結の会」発足 − 稲田氏に不満な43人新グループhttps://t.co/g4bHanqqLr
— 共同通信公式 (@kyodo_official) June 25, 2020
議連を作ることになった直接のきっかけは、
ほかでもない稲田朋美が選択的夫婦別姓の
実現に積極的になったからです。
「保守団結の会」は11月26日に
選択的夫婦別姓の勉強会を開いたのですが、
当然予想される動きかもしれないです。
彼らはこの勉強会ではさぞかし気合いが
入ったのではないかと、わたしは想像します。
11月25日に発足した議連「『絆』を紡ぐ会」は、
11月29日エントリでお話したものです。
「自民党・選択的夫婦別姓の反対派の議連設立」