2020年12月31日

toujyouka016.jpg 自民党の反対派・若い人はどう思う?

12月23日エントリの続き。

若い人たちの主催するプロジェクト
「#男女共同参画ってなんですか」のかたたちは、
今回の男女共同参画基本計画で、
選択的夫婦別姓の記述が大幅に後退したことを、
どう思っているかと思います。

 
このプロジェクトのかたたちは、
選択的夫婦別姓の導入を求める
パブリックコメントを送りました。
また自民党の選択的夫婦別姓の推進派議員たちを
応援するために、署名を集めたのでした。

「若者から自民党へ・選択的夫婦別姓の署名」

その結果が、反対派(非共存派)議員の
思い通りの内容となり、閣議決定した
基本計画書からは「選択的夫婦別姓」の
文字列さえ消えるという、後退となりました。

「選択的夫婦別姓・予想以上の後退」

パブリックコメントを書いたことや
署名を集めた甲斐はまったくなくなって
しまったということです。


「#男女共同参画ってなんですか」の
プロジェクトは、選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)議員の活動が活発に
なってきたことを警戒していました。

しかし、ここにきて、心配なニュースも散見されます。

「“夫婦別姓”に異論 自民党有志が議連設立へ」(テレビ朝日系(ANN))

「「旧姓の通称使用拡大が賢明なやり方」 山谷えり子氏」

 菅首相、そして民法を所管する上川法務大臣が、
選択的夫婦別姓導入に前向きな発言を
過去にしていたことが国会で取り上げられていますが、
今ここで導入に向けた動きを一段と
推し進めなければ、私が生まれる前から
議論している「選択的夫婦別姓」の実現は、
再び遠のいてしまいます。

「心配なニュースも散見」なんてレベルでは
まったくない深刻なレベルだったのでした。


「#男女共同参画ってなんですか」
プロジェクトの若いかたたちは、
これで選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)が
どんな人たちか、わかってきたかもしれないです。

彼らは頑迷きわまりなく、どんな理屈や事実も
受け入れることがなく、妥協や譲歩の余地さえ
ぜんぜんない人たちだということです。
彼ら反対派(非共存派)から理解を得ることは
まったく不可能ということです。


またこのプロジェクトのかたたちは、
選択的夫婦別姓問題に関しては、
自民党がどういうところかも、
わかってきたのではないかと思います。

選択的夫婦別姓の実現を、プロジェクトのかたたちが
産まれる前から阻止し続けきたのは、
ほかでもない自民党です。
その自民党は具体的にどうやって
阻止するのかも少し示されたと思います。

posted by たんぽぽ at 19:57 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 自民党の反対派・若い人はどう思う? web拍手
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]