発言のあと、東京オリンピックの
ボランティアの辞退者が増える、
という事態が起きています。
「五輪ボランティア辞退者740人 森会長余波続く」
東京オリンピック(五輪)・パラリンピック
組織委員会は12日、辞意を表明した
森喜朗会長が女性蔑視と取れる発言をした後、
11日までの9日間の大会ボランティアなどの
辞退者数を公表した。
同ボランティアは約8万人中、約740人が辞退。
全体の約0・9%だった。8日時点の発表の
約390人からも増加傾向となった。
コールセンターへの問い合わせは約5400件
(電話約600件、メール約4800件)、
同様に8日時点の約4550件(電話約350件、
メール約4200件)から増えた。
ボランティアとコールセンターへの問い合わせは、
ともに辞退理由は問わない数となる。
一方、五輪聖火ランナーについては
森会長の発言を理由に4人が辞退した。
8日の2人から2人増えた。
3日から11日までの9日間の
ボランティア辞退者は740人程度です。
8日時点での発表(1月30日から2月7日まで?)の
390人から2倍近く増えています。
森喜朗の問題の発言は2月3日です。
よってこの発言を理由にボランティアを
辞退するかたが多いと考えられます。
聖火ランナーの辞退者も12日に発表の時点で
4人いて、これらの人たちは森喜朗の発言が
理由だと、はっきりわかっています。
東京オリンピックのボランティアは
全体が8万人程度で、今回の辞退者は740人、
全体の0.9%となっています。
この0.9%を多いと考えるか少ないと考えるかは、
意見が分かれるかもしれないです。
1%にも満たないのだから、オリンピック運営に
支障をきたすほどではなく、
たいしたことないというかたもいるでしょう。
それでも実行的な行動で抗議に出るかたが
眼に見える程度にいるということは、
大きいことかもしれないです。