2021年02月16日

toujyouka016.jpg 問題は女性の声を聞かない側にあり

2月11日エントリの続き。

#女性が本気で怒れば自民党は壊滅します
というツイッターのタグに関して、
女性はすでに本気で怒っている、
たりないのは女性の声を聞く体制の側だ、
という趣旨のツイートです。

 

このあたりはわたしも感じています。
日本社会には「オンナコドモのことは
くだらない」という政治的ミソジニーが
広く深く蔓延しています。

「政治的ミソジニー対策をどうするか」
「政治的ミソジニー対策・世論喚起のジレンマ」
「政治的ミソジニー対策・選挙で勝つ」


そんな政治的ミソジニーにおちいった人たちは、
女性たちが抗議の声をあげても
それに対して無視や軽視をしてきました。

どうしても無視できないくらい
女性たちの声が大きくなっていても、
「くだらないことに時間を使うな」と
言ってだまらせようとします。

選択的夫婦別姓なんてまさに
「オンナコドモのことはくだらない」と
ばかりに「後回し」にされ続けた
典型的な政策だと言えます。

「ここでも「夫婦別姓より経済を語れ」」
「従来が無視された選択的夫婦別姓」



ツイートでも指摘がありますが、
安倍政権はほぼ一貫して支持率は
男性より女性が低い状況が続きました。

「安倍政権・女性の不支持」
「女性に不人気な安倍政権」



ところが、この支持率のジェンダー差が
メディアなどで話題になることは
あまり多くなかったのでした。


大阪都構想の住民投票でも、
女性は男性より賛成が少なく
反対が多いという差があらわれました。

「女性より男性に多い「カイカク」」
「大阪都構想・ジェンダー差に関心ない?」



投票結果に影響したと思われるのに、
かかるジェンダー差について議論することは、
あまりなされなかったです。
世代間格差には関心が集まり、
議論になったことと対照的な無関心です。


なぜにこのように女性が主張して
行動も示して結果に影響するレベルなのに、
そこに関心を払わないで、
女性を「サバルタン」にするのかと思います。

「オンナコドモのことはくだらない」
という政治的ミソジニーゆえの
無関心にほかならないです。
ここまでくると、わざと女性の声から
眼を逸らしているのではないか、
という気さえします。

posted by たんぽぽ at 22:02 | Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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