「結婚する本人たちが判断すること」という
趣旨の発言をしました。
「首相、選択的夫婦別姓「結婚すれば本人たちが判断すべき」」
2月15日の衆議院予算委員会で、立憲民主党の
大河原雅子氏の質問に答えてのものです。
産経新聞の記事は短いので全文引用します。
菅義偉(すが・よしひで)首相は
15日の衆院予算委員会で、選択的夫婦別姓制度に関連し、
「結婚をすれば本人たちが判断をすべきという
考え方だ」と肯定的な考えを示した。
立憲民主党の大河原雅子氏の質問に答えた。
大河原氏は「(夫婦が選択的な別姓を望めば)
そのようにしてあげたいと、そういう気持ちか」と
重ねてたずねたところ、首相は「それぞれの
判断をすることを私は自然なことだと思っている」
とした上で、「(別姓には)現実問題として
国民の間にさまざまな意見があることは事実だ。
具体的な制度の在り方に関しては国民各層の意見や
国会での議論を注視して検討を進めたい」と語った
そういうことなら菅義偉は
選択的夫婦別姓に賛成になります。
結婚する本人たちが判断することなら、
国が法律で「夫婦同姓であらねばならない」
などと決めるのはおかしいです。
結婚する本人たちが判断できるよう、
夫婦別姓の選択肢も設けることになるでしょう。
"「結婚をすれば本人たちが判断をすべきという考え方" "「それぞれの判断をすることを私は自然なことだと思っている」" それなら選択的夫婦別姓に賛成ですね / “首相、選択的夫婦別姓「結婚すれば本人たちが判断すべき」 - 産経ニュース” https://t.co/MNe8IvNxwd
— たんぽぽ (@pissenlit_10) February 16, 2021
いちおう言質を取ったと言えるでしょうか?
菅義偉は質問されてしかたなしに
言った、言わされた、という感じが
わたしにはしないでもないです。
この発言は大きい。
— 手洗いうがい@わんわん (@Nzdaisukiikoiko) February 15, 2021
首相、選択的夫婦別姓「結婚すれば本人たちが判断すべき」 https://t.co/9XB7lbybZ0 @Sankei_newsから
このあと菅義偉は「(別姓には)
現実問題として国民の間に
さまざまな意見があることは事実だ。
具体的な制度の在り方に関しては
国民各層の意見や国会での議論を
注視して検討を進めたい」と言っています。
「結婚する本人が判断する」と言いながら、
「国民各層の意見や国会での議論を注視」
というのは矛盾していると思います。
「だから選択的夫婦別姓に賛成」と
はっきり言ってもらいたいところです。
こういうところで選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)の定番の意見を言うから、
菅義偉は選択的夫婦別姓問題に
さほどの見識はなさそうだと、
わたしは感じることになります。
今回の「本人の判断」発言も
「言わされた」のではないかという感じが、
わたしにはしてくるということです。