2021年02月22日

toujyouka016.jpg 若い人たちの声が政治に届いた

橋本聖子・男女共同参画相が選択的夫婦別姓の
実現に積極的になことについて、
朝日新聞の「#いつになったら選べますか 
夫婦別姓〜大臣に聞く」で
語ったことが記事になっています。

「選択的夫婦別姓、なぜ橋本大臣は前向き姿勢だったのか」
(はてなブックマーク)

ここに30歳未満のかたたちが主催する
プロジェクト「#男女共同参画ってなんですか」
かたのコメントにも触れています。
今回はこれを見てみたいと思います。

 
記者サロンには、そうした若い世代の声を
ウェブ上で集めて政府に届けた、
「#男女共同参画ってなんですか」
プロジェクト代表の桜井彩乃さん(26)も出演。
「このままの日本では自分らしく生きていけない、
という不安の声がきっかけだった」と
活動に取り組んだ理由を述べました。

第5次男女共同参画基本計画には、
若い世代からの提言も一部採り入れられたとして
「若い世代の声が政治に届くんだと
感じた」と手応えを語りました。

「#男女共同参画ってなんですか」は、
第5次男女共同参画基本計画にパブリック
コメントを送ったプロジェクトです。

「選択的夫婦別姓・若年層の重要政策」

その中でも選択的夫婦別姓は自民党の
反対派議員たちによって後退することを懸念して、
署名を送ったこともありました。

「若者から自民党へ・選択的夫婦別姓の署名」


第5次男女共同参画基本計画において
選択的夫婦別姓に関する記述は、
反対派(非共存派)の猛烈な干渉によって、
大幅に後退することになりました。

「選択的夫婦別姓・予想以上の後退」

「#男女共同参画ってなんですか」
プロジェクトが署名を送ったにもかかわらず、
はなはだ残念な結果になったわけです。

それでも「#男女共同参画ってなんですか」
プロジェクトが働きかけたおかげで、
自民党内で長く封印されていた
選択的夫婦別姓の議論が再開されました。
それだけでも成果はあったと言えます。

「稲田朋美・選択的夫婦別姓の勉強会を開く」
「慎重な議論が必要?議論を封印する自民党」


「#男女共同参画ってなんですか」は、
今回の基本計画に対して
ほかにも提言をいくつもしていると思います。
それらはもっと直接的に
反映されたのではないかと思います。

若い人たちが政治に働きかけ、
政治がそれを受け止めて反映させる、
そのような状況が実現しているというのは、
すばらしいことだと思います。

実際に政治が動く手応えを感じるから、
さらなる政治への働きかけに
はずみがつくのもあるかもしれないです。

posted by たんぽぽ at 22:16 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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