出演する反対派がほかにいないのかも

2月27日エントリの続き。

ひさしぶりにメディア出演して
選択的夫婦別姓に反対の主張をした
亀井静香ですが、朝日新聞の記事についた
ブックマークはものすごい反響です。

「別姓願う夫婦に「付き合ってられない」　亀井静香氏」
（はてなブックマーク）

　
この大反響は亀井静香に批判的なものです。
亀井静香の意見は、選択的夫婦別姓の
反対派（非共存派）の主張としては、
典型的でありきたりと言えます。
それでも一般的な基準では、衝撃的なレベルで
異様に見えるのでしょう。


これらのはてなブックマークを見ると
「なぜに引退した高齢男性に意見を訊くのか？」
という趣旨のコメントがたくさん見られます。

わたしにもよくわからないですが、
出演してくれる選択的夫婦別姓の
反対派（非共存派）が亀井静香のほかに
いなかったのかもしれないです。

青野慶久氏らが夫婦別姓訴訟を
起こすことを表明した2017年の暮れあたりから、
反対派（非共存派）はしめし合わせたように
沈黙するようになっています。

「沈黙する夫婦別姓反対派」

2020年4月には「アベマプライム」に
八木秀次が登場して、選択的夫婦別姓に
反対の主張を披露していました。
それでも反対派（非共存派）のメディア出演は
散発的と言わざるをえないです。

「夫婦別姓反対派のメディア出演」


選択的夫婦別姓の反対派（非共存派）の
有名人や識者たちが軒並みだまっているのは、
自分たちの劣勢を見てとったからと思われます。

そうした状況の中、どうにか見つけた
メディアに出てくれる選択的夫婦別姓の反対派が
亀井静香だったということではないかと、
わたしは想像します。


最初にも少し言いましたが、
亀井静香の意見は、選択的夫婦別姓の反対派の
意見としてはよくあるものです。
年齢に関係なく、もっと若い人でも、
選択的夫婦別姓に反対する人は
同じようなことを言います。

「選択的夫婦別姓の反対派の意見」
としては、亀井静香の意見は取り立てて
偏りがないということです。
よって「引退した高齢男性」であることは、
さほど問題ではないと、わたしは思います。