2021年03月14日

toujyouka016.jpg 枝野幸男・自民党の反対派についての見解

3月13日エントリの続き。

立憲民主党・枝野幸男が次の衆院選で
選択的夫婦別姓を公約にすること、
選択的夫婦別姓に反対する政党とは
連立を組まない考えを示したことをお話しました。

「立民・枝野氏「夫婦別姓公約に」 衆院選、野党の連携求める」
(はてなブックマーク)

 


枝野幸男は自民党の選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)について、
このようにコメントしています。

自民党にある選択的夫婦別姓への
反対論について「感情論だ。嫌だから嫌としか
言いようがなく、根深い」と指摘。

反対派(非共存派)の主張に理屈がないことを
示しつつ、「根深い」とも付け足しています。
反対派(非共存派)は説得不可能で、
手の施しようがないことを、
枝野幸男は理解していると思われます。


さらに枝野幸男は自民党にも賛成派は
一定数いて、彼らが賛成すれば
選択的夫婦別姓は実現するとも述べています。

自民内の賛成派として野田聖子幹事長代行の
名前を挙げ「自民の一定数が賛成してくれば
(関連法案は)成立する」と期待感を示した。

記事では「期待感を示した」とあるのですが、
本当に枝野幸男が自民党の賛成派に
期待していたら、問題だと思います。

立民・枝野氏「夫婦別姓公約に」 衆院選、野党の連携求める | 共同通信

「自民の一定数が賛成してくれば」←甘いな、するわけない。てか、これは争点にはならないね

2021/02/28 11:07


自民党に選択的夫婦別姓の賛成派は
むかしからいたし、彼らが賛成すれば
法案は成立する状況は続いていました。

それでも自民党内の賛成派は、
党議拘束をはずして、選択的夫婦別姓に
賛成票を入れられる状況に
なったことは一度もないです。

自民党の選択的夫婦別姓の賛成派は、
反対派(非共存派)の前にほぼ無力であることは、
先日の第5次男女共同参画の基本計画の
議論でも示されたと思います。

「選択的夫婦別姓・予想以上の後退」
「自民党の推進派と公明党の責任」


枝野幸男が自民党のこのような現状を
理解していないとはいささか考えにくいです。
なので「期待感」うんぬんは、
記者がそう解釈して記事に書いた
だけではないかと、わたしは思っています。

枝野幸男としては、反対派(非共存派)は
自民党内の一部であり、数の上では
すでに少数になっているという事実を
指摘したかっただけではないかと、
わたしは想像します。

posted by たんぽぽ at 11:32 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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