2021年03月15日

toujyouka016.jpg 国際社会からの理解は最悪でしょう

3月13日エントリの続き。

地方議会向けの選択的夫婦別姓の
反対文書に丸川珠代が賛同したことですが、
国会での質疑で丸川珠代は
「日本が国際社会から理解を得るために
必要なことに尽力する」と言っています。

 
具体的には東京オリンピックの開催を
意識した発言のようです。

丸川氏は会見で、書状の内容に賛同したことを
「私個人の信念」として認めた。
一方で、「今、私は政府の中で、
男女共同参画を推進する立場にある」とも回答。
ジェンダー平等をうたう東京五輪・パラリンピックを
担当する五輪相も兼務していることを念頭に、
「私の考えは脇に置いてでも、
日本が国際社会から理解を得て五輪を実現するために
必要なことは、力を全て尽くしてやる」と述べた。
自身の主張は抑え、閣僚としての職責を
優先するとの考えを示した形だ。

「国際社会からの理解」という観点では、
選択的夫婦別姓に反対の文書に
名を連ねるのは最悪だと思います。

オリンピックはジェンダー平等を重視し、
憲章でもそれを謳っています。
先日も、森喜朗の「女が多い会議は
時間がかかる発言」が問題となりました。

「女性が多い会議は時間がかかる?」

かくして森喜朗はオリンピック
組織委員会の委員長を辞任することになり、
橋本聖子が後任となったのでした。

「五輪組織委員会の会長・橋本聖子が就任」


日本はただでさえジェンダー平等の
遅れた国だと国際社会から認識されていて、
問題にされることの多い国です。

それに加えてオリンピックという
ジェンダー平等に敏感なイベントで、
そのジェンダー問題に関して
国際社会から注目をされたばかりです。

かかる状況において、男女共同参画相という
ジェンダー平等を推進する立場にありながら、
選択的夫婦別姓に反対という、
ジェンダー平等に逆行する活動をする
とあっては、国際社会から不信と批判を
あびることになるというものです。


丸川珠代が選択的夫婦別姓に反対していることは、
外国でも報じられています。



posted by たんぽぽ at 12:51 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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