男女共同参画相にありながら、
選択的夫婦別姓の反対文書に署名する丸川珠代は、
3月3日の予算委員会で福島瑞穂から
質疑されたことについて、
3月13日エントリで触れました。
その質疑の様子がくわしい記事になっています。
「「丸川は旧姓ですよね?」選択的夫婦別姓に反対の丸川大臣、国会追及に語った理由とは」
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「「丸川は旧姓ですよね?」選択的夫婦別姓に反対の丸川大臣、国会追及に語った理由とは」
【New】選択的夫婦別姓に反対を呼びかける自民党議員有志の文書に署名していた、丸川珠代・男女共同参画担当相。
— BuzzFeed Japan News (@BFJNews) March 3, 2021
野党からは資質を問う声もあがり、国会では「自らが旧姓を使う一方で反対する理由」を追及されました。その回答とは。(籏智広太 @togemaru_k)https://t.co/XazsRID2v5
選択的夫婦別姓に反対を呼びかける文書に署名していた丸川珠代・男女共同参画担当相。
— はたちこうた Kota Hatachi (@togemaru_k) March 3, 2021
野党が大臣として資質を問題視するなか、予算委で「丸川は旧姓ですよね?」と追及される場面も。
それでもなぜ、別姓制度に反対しているのか。国会で語った理由を、記事にまとめました。https://t.co/AoJZw6W3ES
3月13日エントリでお話したことですが、
丸川珠代はなぜ選択的夫婦別姓に反対するのか、
その理由を福島瑞穂から追及されます。
ところが何度反対の理由を訊かれても、
丸川珠代ははぐらかし続けて、
自信の意見を述べるのを避けようとします。
「選択的夫婦別姓の反対理由を答えない」
ネット、ツイッターでも、選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)が推進派のかたと議論になると、
こんなふうになることはよくあります。
反対派(非共存派)は、ちょっと
立ち入ったことを訊かれると、
都合が悪かったり考えがなかったりして、
返答につまるようになるということです。
この点に関しては、そこらへんのネットの
反対派(非共存派)も、国会議員もたいして
変わらないということなのでしょう。
あとのほうになってようやく丸川珠代は
「家族の一体感にかかわる」と、選択的夫婦別姓に
反対する理由を述べるようになります。
福島瑞穂が執拗に追及を続けたので、
しかたなしに言わされた感があります。
9. 福島党首「(中断をはさみ)かつて
反対した理由を教えてください」
丸川担当相「かつて私がもった意見というのは、
あの、まあ家族の一体感について、
議論があって、これは家族の根幹にかかわる
議論なのだな、という認識を持ったからです」
これも3月13日エントリでお話しましたが、
丸川珠代はさらなる批判、炎上を警戒して、
選択的夫婦別姓に反対する理由を
はっきり言いたくなかったものと思います。
それでも福島瑞穂からの再三の追及に
ついにかわしきれなくなって、
やむをえず理由を言ったものと思います。
ここで丸川珠代がようやく言った
「家族の一体感」も、選択的夫婦別姓の
反対理由としては「紋切り型」と言えるものです。
選択的夫婦別姓が話題になったときに
あらかじめ用意してある、「テンプレート」の
ようなものかもしれないです。
日本会議系の団体や反対派(非共存派)の
支持基盤受けのためかもしれないです。