議員たちが、旧姓使用を拡大することを
目指した議連を作ることになりました。
「自民、別姓慎重派が議連設立へ 旧姓の通称使用拡大目指す」
(はてなブックマーク)
共同の記事は短いので全文引用します。
選択的夫婦別姓制度に慎重な立場を取る
自民党の有志議員らが、旧姓の通称使用の拡大を
目指す議員連盟を発足させる。
関係者が24日、明らかにした。別姓を巡っては、
導入賛成派議員が25日に議連設立総会を開く。
賛否が割れる党内事情を
改めて浮き彫りにする格好となった。
慎重派が設立するのは「婚姻前の氏の
通称使用拡大・周知を促進する議員連盟」。
代表は中曽根弘文元外相が務め、
高市早苗前総務相や山谷えり子元拉致問題担当相らが
呼び掛け人に名を連ねた。4月1日に設立総会を開く。
両議連とは別に、選択的夫婦別姓を含む
氏制度の在り方に関する党の検討チームが
議論を本格化させる見通し。
心配されるのは、じゅうぶんな実用性のある
旧姓使用の制度を実現できるのか?です。
自民、別姓慎重派が議連設立へ 旧姓の通称使用拡大目指す | 2021/3/24 - 共同通信 https://t.co/QdNH6MSU0f
— ひよこまる (@X2Can3joy) March 24, 2021
やるなら、マイナンバーの旧姓併記が使い物にならないなんていう、費用だけ掛かりましたという結果にしないで欲しい。
旧姓使用してない人の考える机上の空論にしないで欲しい。大丈夫か?
正直私も、つぎはぎだらけで、費用ばっかり掛かりそうな、使い物にならない仕組みしか作らなそうで、不安しかない。
— ひよこまる (@X2Can3joy) March 24, 2021
変な仕組みなら、実行に移さないで欲しい、税金の無駄。
旧姓使用の拡大はただでさえ技術的にも
複雑煩雑で、実用性のあるレベルで
制度を整えることは困難です。
2019年に住民票とマイナンバーカードに
旧姓併記ができるようになりました。
これも旧姓使用が可能な場面を増やすことに
ほとんど貢献しなかったのでした。
「住民票の旧姓併記・総務省の見解」
「効力はたいしてない住民票の旧姓併記」
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
自分たちの信奉する家族イデオロギーしか
眼中にない人たちです。
現実をろくに見ていない彼らが
旧姓使用の拡大という技術的に困難な制度を、
実用性のあるレベルで実現するなんて、
とてもできそうに思えないです。
彼ら反対派(非共存派)は、
選択的夫婦別姓の議論が起きたころから、
「旧姓使用で解決」と主張し続けていました。
それにもかかわらず、いまだ旧姓使用の
制度は実現せず、いまごろになって
議連設立なんてやっている時点で、
彼ら反対派(非共存派)議員たちの
力量は察しがつくというものです。