議連を設立することになりました。
参加予定の議員は100人を超えています。
「自民に夫婦別姓の推進議連、100人超 慎重派も設立へ」
「自民推進派 100人超で議連 選択的夫婦別姓を議論」(全文)
100人以上の議員が参加する、
というのはいささか意外でした。
こんなに多いとは思っていなかったです。
50人もいないかと思っていました。
自民党の有志議員でつくる「選択的夫婦別氏制度を
早期に実現する議員連盟」が25日、設立総会を開いた。
同日までに100人超が入会の意思を示した。
議連に参加する議員のあいだでは、
「選択的夫婦別姓の推進派議員は
これだけの人数がいることを
示すことは重要」「自民党にいろんな
意見があることを国民に伝わればよい」
という意見もあります。
彼ら自民党の推進派議員たちは、
自民党は選択的夫婦別姓に反対の政党と
思われては問題と考えている、
ということだと思います。
この日の設立総会には、党所属の国会議員66人が参加した。
会長の浜田靖一元防衛相は「我々が
これだけの人数がいるということは
しっかりと示すことが大変重要」と強調。
「時代にしっかりとマッチした形で
この世の中は変わっていくべきだ」とあいさつした。
会の事務局長の井出庸生衆院議員は
「若い世代の期待する声がある。
議論のスピードをあげたい」と期待を込めた。
参加した中堅議員は「若い議員は圧倒的に賛成が多い。
自民党にだっていろんな意見があるということが
国民に伝われば良い」と話す。
選択的夫婦別姓に反対していては、
選挙に不利になると考えている
ということかもしれないです。
その意味では世論や社会情勢の変化を
察していると思います。
単純に自分たちが誤解されたくない、
ということもあると思いますが。
自民党に選択的夫婦別姓の推進派議連が
登場したことは、歓迎したいです。
第5次男女共同参画の基本計画では、
完全に反対派(非共存派)議員に
主導権を取られたのでした。
「選択的夫婦別姓・予想以上の後退」
このまま反対派(非共存派)議員に
やられっぱなしでいいはずがないです。
なんとかして巻き返していただきたいです。
付記:
2002年に作られた自民党の選択的夫婦別姓を
推進する議連「例外的に夫婦の別姓を
実現させる会」に参加したのは45人でした。
「平成14年7月24日 「民法の一部を改正する議員立法案〜例外的夫婦別姓制度」」
これを考えると、今回の議連参加者100人超えは、
さほど意外でもないのかもしれないです。
2002年とくらべると現在はずっと、
選択的夫婦別姓に対する世論の関心と
支持が高まっているからです。