自民党で選択的夫婦別姓について
「ニュートラル」と称して男性だけで議論する
ワーキングチームについての続きです。
「選択的夫婦別姓、自民が男性のみで論点整理へ「ニュートラルな方に幹部になってもらった」と下村政調会長」
(はてなブックマーク)
自民党は10日、選択的夫婦別姓制度を議論する
ワーキングチーム(WT)を設置すると発表した。
国民の関心の高まりを受け一定の方向性を出す。
今月下旬の初会合に先立ち、WT幹部の男性議員のみで
論点を整理する方針で、女性の視点を欠く
「密室」での議論の進め方に批判が出そうだ。
このワーキングチームの目的は、
そもそもが「論点の整理」です。
選択的夫婦別姓の是非について
結論を出すことが目的ではないです。
それを考えると、彼ら自民党の男性議員たちは
「女どうしの闘い」と思って
「高みの見物」をしているという、
3月20日エントリでお話したことは
やはり当たっていそうです。
男性中心社会が問われているのに、古色蒼然たる「高みの見物」しぐさ。自民党は強制的夫婦同姓廃止の問題を「別姓派と同姓派の女の戦い」とでも思っているのだろう。 / “選択的夫婦別姓、自民が男性のみで論点整理へ「ニュートラルな方に幹部になってもらった」と下村政調…” https://t.co/7nf1SO6HVE
— akupiyo🙋 (@akupiyocco) March 10, 2021
https://t.co/eyPXN3Q4Nr その可能性はじゅうぶんありえる。WTの趣旨が「論点を整理する」であって、「是非について結論を出す」ではないし
— たんぽぽ (@pissenlit_10) March 19, 2021
自分たちは「論点の整理」をすると言って、
是非について見解をしめさないことも、
「自分たちはニュートラル」という意識の
あらわれということになるでしょう。