2021年04月11日

toujyouka016.jpg 違憲判決・同性結婚がさきになった

3月21日エントリの続き。

同性結婚を認めない現行民法に
まがりなりにも違憲判決が出ました。

「同性結婚を認めない現行民法に違憲判決」

 
選択的夫婦別姓を認めないことで
違憲判決が出るよりも先になったのは、
しばし意外ではあります。

多くの国では同性結婚より選択的夫婦別姓の
ほうが先に実現しています。
日本でも同性結婚より選択的夫婦別姓が
早くから議論されていました。
同性結婚は選択的夫婦別姓を
「追い越した」ことになります。


夫婦別姓訴訟は、いまのところ最後に判決が
出たのは、2020年9月です。
このときも、いまと比べると、
選択的夫婦別姓に対する世論の関心は
それほど高くなかったといえます。

「第二次夫婦別姓訴訟・二審も原告敗訴」

選択的夫婦別姓に対する世論の関心が
大きく高まったのは、2020年の暮れ、
男女共同参画の基本計画の議論が
自民党でなされてからです。

「第5次男女共同参画・選択的夫婦別姓」
「大幅に後退した選択的夫婦別姓」


同性結婚の訴訟は、選択的夫婦別姓への関心が、
同性結婚にも波及したところへ、
オリンピックの開催もあって、
ちょうど意識が高まっていた最中に
判決が出たということかもしれないです。

posted by たんぽぽ at 21:57 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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