2021年の現在、選択的夫婦別姓は
「ニッチ」な政策ではないだろうと思います。
かりに「ニッチ」な政策だったとしても、
優先順位論であとまわしにしたりせず、
すぐに実現する必要があることです。
選択的夫婦別姓は人権問題だからです。
それはいかなるものであっても、
社会状況のいかんにかかわらず
早急に解決しなければならないことです。
とくに選択的夫婦別姓はリソース的な
制限もないし、また導入によって不利益を
こうむる人のいない「パレート改善」です。
「選択的夫婦別姓はパレート改善」
そうなれば、選択的夫婦別姓は、
なおさらすぐにでも導入して、
現在起きている人権問題の解決を
はからなくてはならなくなります。
「そんなことより経済だ」などと
ほかの政策を盾にしてあとまわしにしたり、
また「ニッチ」があとまわしにしてよい
理由になると考えているブックマーク
コメントの多くは、人権問題の本質を
理解していないと言えるでしょう。
付記:
4月13日エントリでご紹介の
ブックマークコメントのかたは、
人権問題であれば「ニッチ」でも
解決をはかる必要のあることだ、
ということを理解しているようです。
立民・枝野氏「夫婦別姓公約に」 衆院選、野党の連携求める | 共同通信ブコメ、選択的夫婦別姓ってニッチなのか。直接の恩恵を受ける人が少ないテーマではあろうけど、人権の話だからなあ…
2021/02/28 14:40