2021年04月16日

toujyouka016.jpg ニッチでも解決するべき人権問題

4月13日エントリの続き。

2021年の現在、選択的夫婦別姓は
「ニッチ」な政策ではないだろうと思います。

かりに「ニッチ」な政策だったとしても、
優先順位論であとまわしにしたりせず、
すぐに実現する必要があることです。

 
選択的夫婦別姓は人権問題だからです。
それはいかなるものであっても、
社会状況のいかんにかかわらず
早急に解決しなければならないことです。

とくに選択的夫婦別姓はリソース的な
制限もないし、また導入によって不利益を
こうむる人のいない「パレート改善」です。

「選択的夫婦別姓はパレート改善」

そうなれば、選択的夫婦別姓は、
なおさらすぐにでも導入して、
現在起きている人権問題の解決を
はからなくてはならなくなります。


「そんなことより経済だ」などと
ほかの政策を盾にしてあとまわしにしたり、
また「ニッチ」があとまわしにしてよい
理由になると考えているブックマーク
コメントの多くは、人権問題の本質を
理解していないと言えるでしょう。


付記:

4月13日エントリでご紹介の
ブックマークコメントのかたは、
人権問題であれば「ニッチ」でも
解決をはかる必要のあることだ、
ということを理解しているようです。

立民・枝野氏「夫婦別姓公約に」 衆院選、野党の連携求める | 共同通信

ブコメ、選択的夫婦別姓ってニッチなのか。直接の恩恵を受ける人が少ないテーマではあろうけど、人権の話だからなあ…

2021/02/28 14:40


posted by たんぽぽ at 22:51 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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