選択的夫婦別姓の是非についての
世論調査を発表しています。
「夫婦別姓「賛成」67% 「反対」の26%上回る」
「夫婦別姓「賛成」67% 「反対」の26%上回る」(全文)
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紙面だと全文掲載されていますが、
それでもごく短い記事です。
わざわざ会員登録して全文を読むほどの
記事では、わたしはないと思います。
調査結果を文章で述べているだけで、
図表などは記事に出ていないです。
せっかくの調査なので、もっと大きな
記事にしてほしかったと思います。
調査結果ですが、選択的夫婦別姓に
賛成が67%、反対が26%です。
賛成が全体の3分の2程度となっています。
反対は4分の1程度にとどまっています。
日本経済新聞社の世論調査で、結婚の際に
夫婦が同姓か別姓かを選べるようにする
選択的夫婦別姓への賛否を聞いた。
「賛成」が67%と「反対」の26%を上回った。
選択的夫婦別姓の賛否については、
もうどのメディアが調査をしても、
賛成が7割前後で大多数になるようです。
反対が2割前後にとどまるのも、
ほかの世論調査とほぼ同じ傾向です。
「選択的夫婦別姓に7割以上が賛成」
「選択的夫婦別姓に賛成が8割」
「選択的夫婦別姓・ふたつの世論調査」
今後も、選択的夫婦別姓に関する
世論調査を行なうメディアはあると思います。
やはり同じような割合で賛成が大多数、
反対は少数になると予想されます。
「国民に様々な意見があり…」と言っていたと思うが、日経でもこの結果。もういいでしょう、自民党。「強制的夫婦同姓」から「選択的夫婦別姓」へ転換のとき。時代は令和。
— 塩村あやか🐾参議院議員(立憲) (@shiomura) March 29, 2021
>自民党支持層は賛成が64%。立憲民主党の支持層は70%【夫婦別姓「賛成」67%: 日本経済新聞】 https://t.co/D0WH3QXJ7o
この記事では6年前、2015年に行なった
世論調査との比較を強調しています。
「賛成」が67%と「反対」の26%を上回った。
同趣旨の質問をした2015年12月の
調査では反対が賛成を上回っていた。
15年12月の調査は聞き方に違いがあるため
一概に比較できないものの
賛成が35%、反対は52%だった。
この5年間で賛成の増加傾向が見られる。
2015年(第一次夫婦別姓訴訟の
最高裁大法廷回付のとき)の調査では、
反対が半数を超えていて、
賛成は3分の1程度でした。
そこから6年のあいだに賛成が大きく増えて、
反対が減ったことになります。
選択的夫婦別姓に対する世論への理解が、
最近になって大きく浸透したことは、
どの調査でも示される傾向です。
日経の調査でもそれがはっきり
示されたということです。
大分浸透してきました。
— 青野慶久/aono@cybozu (@aono) March 30, 2021
5年前は「賛成が35%、反対は52%」
↓
聞き方に違いがあり一概に比較できないものの
今は「賛成が67%、反対は26%」
夫婦別姓「賛成」67%: 日本経済新聞 https://t.co/V0o3AuM9nO
このような世論への理解の浸透は、
青野慶久氏らなどの4件の夫婦別姓訴訟や
「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」、
「#男女共同参画ってなんですか」プロジェクトの
活動などの成果であると思います。
「選択的夫婦別姓・もう一度法廷へ」
「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」
「若者から自民党へ・選択的夫婦別姓の署名」