関しての世論調査を行なっています。
調査は4月16-18日に実施、発表は5月2日です。
調査対象は北海道全域です。
「同性婚容認70% 夫婦別姓は賛成68% 全道世論調査 世代間で認識に差」
今回は、選択的夫婦別姓について
見ていきたいと思います。
全体ですが、選択的夫婦別姓に賛成が68%と
ここでも7割近くで圧倒的多数です。
反対は24%と4分の1程度にとどまりました。
最近のほかの世論調査の傾向と同様です。
夫婦が望めば、結婚後もそれぞれ結婚前の
名字を名乗れる「選択的夫婦別姓制度」の導入に
ついては賛成が68%、反対が24%だった。
ジェンダーとジェネレーションべつの
割合についても、記事本文に少し記述があります。
選択的夫婦別姓制度の導入については、
賛成は男性が73%で、女性の64%を9ポイント上回った。
年代別では、50代では賛成が80%に達した一方、
70歳以上では賛成が48%、
反対が43%で拮抗(きっこう)した。
ジェンダーに関しては「男性>女性」です。
これはいささか意外な結果でした。
9ポイントも差がついて、結構大きいと思います。
選択的夫婦別姓の是非に関しては、
男女差はそれほど大きくないのが一般的傾向です。
それでもたいていの世論調査では
「男性<女性」となるからです。
ジェネレーションに関しは50代で賛成が
80%に達したという記述があります。
おそらく賛成の割合がもっとも
高い世代なのでしょう。
これもいささか意外かもしれないです。
ほかの世論調査では、選択的夫婦別姓に
賛成の割合がもっとも高くなるのは、
20-40代が多いからです。
70代以上では賛成が48%、反対が43%で
拮抗しているという記述があります。
ほかの世代は賛成が圧倒的多数で、
70代以上だけが傾向が違っているのでしょう。
選択的夫婦別姓に賛成の割合が
もっとも低いのが70代以上
というのは意外性はないです。
ほかの世論調査でも同様だからです。
それでも拮抗しているとはいえ
「賛成>反対」となっているのは、
意外と賛成が多いと思います。
NHKの世論調査では70代以上は、
結構差がついて「賛成<反対」でした。
ほかの世論調査を見ても、70代以上は
「賛成<反対」であることが多いです。
「NHKでも選択的夫婦別姓に賛成多数」
北海道新聞の世論調査は、選択的夫婦別姓の
賛否に関しては、ちょっと詳細に立ち入ると
独特の傾向を示しているようです。
もっとくわしい調査結果が
新聞に載せられていないのが残念です。