最近の選択的夫婦別姓の世論調査の傾向に
関してですが、「結婚制度のありかたについて、
どの世代の意見を尊重するべきか」という
質問をしてほしいという意見があります。
もうどの世論調査でも、60代以下は7割賛成、70代以上だけ反対多数ばかり。
— yuri (@ysv36gxuk) May 2, 2021
次は、「結婚制度のあり方について、どの世代の意見を尊重すべきか」という質問をしてみてほしい。70代以上とか、政治家とかはどう答えるかな。 https://t.co/p7i65aqDzb
これはわたしも調査してほしいと思います。
20代、30代といった若い世代ほど、
結婚が目前の生活の課題と
いうかたが多くなっています。
選択的夫婦別姓の必要性は、
世代によって差があるということです。
それゆえどの世代の意見を尊重するか、
という問題を考えることは、
一定の意義があることになります。
じつのところ、結婚が重要な生活の課題である、
20代や30代の意見が、政治の世界で
あまり反映されていないのではないか
という気も、わたしはしています。
選択的夫婦別姓に関して、
20代、30代といった若い世代の意見は
あまり尊重しなくていいと思っている人も、
結構たくさんいるかもしれないです。
このあたりをはっきりしたいところです。
上述のツイートでは、「70代以上とか、
政治家とかはどう答えるかな」とも述べています。
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)でしたら、
おそらく「どの世代の意見も等しく
公平に尊重するべし」なんて、
一見民主的な「きれいごと」を
言うのではないかと、わたしは想像します。
さすがの彼ら反対派(非共存派)も、
「もっとも尊重するべきは70代」と言えるほど
厚顔無恥ではないと思うからです。
70代ともなれば、結婚が目前の生活の課題
というかたはだいぶ少ないでしょう。
あきらかに結婚が目前の課題というかたが多い
若い世代を差し置いて、70代の意見を
尊重するのは、どうやっても不自然です。
選択的夫婦別姓に反対が多いのは、
70代だけという世論調査が多いです。
それゆえ反対派(非共存派)は自分たちが
有利になりたくて、恣意的に70代を選んだ
という批判をまぬがれなくなります。