2021年05月29日

toujyouka016.jpg 日本とアメリカ・反知性主義の展開

アメリカ合衆国のトランプ政権と
日本の安倍政権に共通する
病理についてのツイートです。

どちらも見識のない有権者たちが、
問題含みのおかしな政権を選んで、
末期状態に陥っているとしています。

 


日本の平成時代に特徴的だった
反知性主義(イディオクラシー)は、
実は日本だけの現象ではないということです。
アメリカ合衆国も同種の反知性主義に
毒されていたと思います。

オルタナ右翼の台頭がアメリカ合衆国の
反知性主義の大きな動きだといえます。
トランプ政権の誕生はその大きな
「成果」ということになるでしょう。

「オルタナ右翼のイデオロギー」
「オルタナ右翼を考える」


日本とアメリカ合衆国が末期症状に
陥ったのは、どちらもコロナウィルスの
影響が大きいと思います。

コロナ禍のような大きな厄災は
冷徹な現実をつきつけます。
そうした現実の壁の前に、
反知性主義(イディオクラシー)は
まったく対処できないということです。



アメリカ合衆国の場合、一時的に血迷って
反知性的な政権を立てたけれど、
4年で正気に帰って理性的な政権を
立てたというのは、アメリカ社会の
ポテンシャルを感じさせます。

日本は8年も反知性的な政権を続けて、
その弊害に悩まされていながら、
まだすっかり眼が覚めたとは言えない状態です。
日本社会が理性に立ち返るまでには、
もうしばらく時間がかかりそうです。


日本とアメリカ合衆国のかかる
ポテンシャルの違いは、ツイートでは、
メディアの機能に差があるとしています。

日本のメディアは安倍政権に忖度して、
たとえば、安倍首相は会見のとき
あらかじめ用意した質問しか受けつけない
などとしていても、かかる要請を
日本のメディアは粛々と受け入れていました。

「予定外だった難民の質問」

アメリカ合衆国のメディアは
トランプ政権に忖度したりはせず、
その問題点を遠慮なく批判していたようです。

日本の反知性主義はマスコミにまで
広がっていた、アメリカ合衆国は
そこまでにはいたらなかった
ということだ言えるでしょう。

posted by たんぽぽ at 21:48 | Comment(1) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
安倍、トランプを反知性としてマクロンをその逆とした場合でも苦しいでしょう。
マクロンは社員、従業員を容易に解雇できる法改正に言及し、反発が起こると「怠け者に汲みする気はない」と言い放ちました。
そもそも仏の「黄色いベスト運動」を存じないのでしょうか。
Posted by メロン at 2021年05月29日 22:38
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